トラリピ設定　決済トレールの概要と設定方法（2023年9月）

トラリピ設定　決済トレール

今回はトラリピの決済注文として設定できる「決済トレール」についてご紹介します。

決済トレールとは

決済トレール設定

トラリピの「決済トレール」は、トラリピにおける利益の拡大をねらう機能の名称です。

ある一定のルールに従って、決済価格が相場を追いかけることで、相場がトレンド方向に動いている場合に利益の拡大を狙うことができます。

通常は、相場が利益確定の指値価格に到達すると決済されますが、「決済トレール」を設定すると、指値価格に到達しても、利益確定の指値価格が相場を追いかけるように動きます。

※マネースクエアの公式サイトより

マネースクエア公式動画　動画でよくわかる「決済トレール®の仕組み」（5分10秒）

決済トレール　デメリット

「決済トレール」ではより大きな利益をねらうことができますが、場合によっては利益を取りこぼしてしまうデメリットもあります。

決済トレールを設定したトラリピは、通常のトラリピと比べて「レートが0.20円※余計に上がらないと（もしくは、下がらないと） 利益を取り損ねる 」というデメリットがあります。そのため、決済トレールを設定しないトラリピよりも、結果として収益性が悪化するケースもあります。

「決済トレール」を「あり」にする場合には、値幅の設定時にその点を加味して少し狭くすることも考えられます。

※マネースクエアの公式サイトより

※マネースクエアの公式サイトより

2023年9月現在の決済トレール設定

私のトラリピ設定では、当初ボラティリティが高かった通貨ペア「ユーロ/円」「豪ドル/円」「豪ドル/米ドル」「NZドル/米ドル」については、「決済トレール」設定を「あり」にして、つけっぱなしにしていました。

「決済トレール」設定をしている場合に利益確定するには、「トレール値幅の分だけ大きく動く」必要がありますが、直近では設定している通貨でも値動きが小さくなっているため、2023年9月に「決済トレール」の設定を「なし」に変更しています。

EUR/JPY設定（2023年9月22日現在）

AUD/JPY設定（2023年9月22日現在）

AUD/USD設定（2023年9月22日現在）

NZD/USD設定（2023年9月22日現在）

トラリピ設定　「決済トレール設定」の変更方法

決済トレール「設定する（ON）、しない（OFF）」は、「トラリピ管理表」からいつでも切り替えることができ、切り替え方法もとても簡単です。

実際のトラリピ画面で「しない（OFF）」に切り替える場合をご紹介します。

①トラリピ管理表をクリック

②変更したいトラリピ注文の【変更/取消】をクリック

③「決済トレール解除」をクリック
※設定する（ON）の場合には「決済トレール設定」となっています

④決済トレールが「設定あり　→　設定なし」になっていることを確認して

【変更実行】をクリック

⑤これで変更完了です！

2023年9月の通貨ペア設定について　詳しくはコチラ

トラリピ　利益値幅（利益金額）、ATRについて　詳しくはコチラ

トラリピとは

マネースクエアの公式動画です　90秒でイメージをつかむ動画

トラリピ　メリット・デメリット

トラリピなどのFX自動売買は、忙しい人やFXをやったことがない初心者もトレードできるのが魅力ですが、設定によって利益やリスクが大きく変わります。

この設定を決める際には、メリット・デメリットを正しく理解をすることで、設定に応じたリスクコントロールがしやすくなります。

自分の目標、スタイルや資金などを考慮しながらリスク許容度に合わせて設定を調整することで、24時間・自動的にコツコツと利益を積み上げることができるでしょう。

今回は「決済トレール」についてご紹介しました。

今後も実際のトラリピ運用実績、設定方法などの役に立ちそうな情報を発信していきますので、何かのご参考になれば幸いです。

トラリピ　口座開設方法を詳しく書いています　ご参考にどうぞ

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