トライオートFX運用実績 2024年2月 +30,938円 ※裁量取引173,762円
トライオートFXはいます2022年9月より約300万円の資金から運用をはじめています。
これまでは複数の「セレクト」を稼働させながら運用を行ってきました。2023年は、円安の影響で稼働していた「セレクト」の一部を損切りするなど苦戦しましたが、年間収支は682,848円の利益を獲得できました。
2024年からは「セレクト」から「ビルダー」機能を使った運用に切り替えを行っています。「ビルダー」では「ユーロ/ポンド」「豪ドル/NZドル」の2通貨ペアをメインに、「米ドル/カナダドル」「ユーロ/ズロチ」を加えた計4通貨ペアを稼働させて運用を行っていて、2024年2月の運用実績は30,938円の利益を獲得しています。
今回はこのトライオートFX2024年2月運用実績などをご報告していきたいと思います。
今月も裁量での取引を行っていて173,762円の利益を獲得していますが、当記事に記載の設定の対象外です
トライオートFX 設定内容(2024年2月)
トライオートFX 「セレクト」(2024年2月現在)
セレクト
2023年12月末まで「セレクト」を稼働していて、下記2つは現在、ポジションを残して稼働を停止しています。
- ハーフ_スイスフラン/円
- 為替研究所_コアレンジャー改_豪ドル/NZドル
トライオートFX 「ビルダー」通貨ペア設定(2024年2月)
2024年1月から「ビルダー」による運用を始めていますが、2024年2月も前月に引き続き「ユーロ/ポンド」「豪ドル/NZドル」の2通貨ペアをメインで運用し、その他「米ドル/カナダドル」「ユーロ/ズロチ」の4通貨ペアを稼働させています。
以下、それぞれの設定内容です。
ユーロ/ポンド(2024年2月1日現在)
EUR/GBP 設定❶(ハーフ)
売 | 買 | |
通貨ペア | EUR/GBP | |
レンジ | 0.87~0.93 | 0.81~0.87 |
レンジ幅(pips) | 600 | 600 |
本数 | 41 | 41 |
数量(万) | 0.1 | 0.1 |
利益幅(pips) | 60 | 60 |
資金目安 | 約70万円 | |
ロスカットレート | 売 0.95 買 0.78 |
EUR/GBP 設定❷(ハーフ)
売 | 買 | |
通貨ペア | EUR/GBP | |
レンジ | 0.87~0.90 | 0.84~0.87 |
レンジ幅(pips) | 300 | 300 |
本数 | 21 | 21 |
数量(万) | 0.1 | 0.1 |
利益幅(pips) | 60 | 60 |
資金目安 | 約40万円 | |
ロスカットレート | 売 0.95 買 0.78 |
「ユーロ/ポンド」の特徴として、ユーロと英国は経済的な結びつきが強くレンジ相場を形成しやすい通貨です。過去10年では0.69~0.95付近、過去5年では0.82~0.95付近のかなり狭いレンジとなっています。
設定は過去5年の動きを参考により狭いレンジ(0.81~0.93)にハーフ設定(レンジの中心値を決めて、上半分に売り注文、下半分に買い注文を入れる設定方法)を仕掛けています。
設定❶ 0.87を想定レンジの中央値として買い(0.81~0.87)と売り(0.87~0.93)の範囲に設定を仕掛けています。
設定❷ 0.87を想定レンジの中央値として買い(0.84~0.87)と売り(0.87~0.90)の動きが多い範囲に絞って「設定❶」に重ねて設定を仕掛けています。
参考
ハーフとは
想定レンジの中央値より上半分では「売り」のみ、下半分では「買い」だけのルールを設定します。
想定レンジ内で売りまたは買い、どちらか一方の注文を設定するよりも必要証拠金や評価損失を抑えた運用が期待できます。
※両建てとなるタイミングがあるため、スプレッドが二重にかかる、スワップポイントで支払いが生じるなどのデメリットもあります
(出所:インヴァスト証券 トライオートBLOGより)
豪ドル/NZドル(2024年2月1日現在)
AUD/NZD 設定❶(ハーフ)
売 | 買 | |
通貨ペア | AUD/NZD | |
レンジ | 1.09~1.15 | 1.03~1.09 |
レンジ幅(pips) | 600 | 600 |
本数 | 50 | 50 |
数量(万) | 0.2 | 0.2 |
利益幅(pips) | 80 | 80 |
資金目安 | 約80万円 | |
ロスカットレート | 売 1.16 買 1.01 |
AUD/NZD 設定❷(ハーフ)
売 | 買 | |
通貨ペア | AUD/NZD | |
レンジ | 1.09~1.12 | 1.06~1.09 |
レンジ幅(pips) | 300 | 300 |
本数 | 21 | 21 |
数量(万) | 0.2 | 0.2 |
利益幅(pips) | 80 | 80 |
資金目安 | 約40万円 | |
ロスカットレート | 売 1.16 買 1.01 |
オセアニア地域の通貨「豪ドル」「NZドル」は相関関係が強く、狭い値幅のレンジ相場という特徴があります。過去5年から10年程度のチャートを見ても0.998~1.149付近の狭いレンジ相場となっています。
設定はさらに期間を狭めて過去3年の動きの0.998~1.149付近を参考により狭いレンジにハーフ設定(レンジの中心値を決めて、上半分に売り注文、下半分に買い注文を入れる設定方法)を仕掛けています。
設定❶ 1.09を想定レンジの中央値として買い(1.03~1.09)と売り(1.09~1.15)の範囲に「数量0.2」にして設定を仕掛けています。
設定❷ 1.09を想定レンジの中央値として買い(1.06~1.09)と売り(1.09~1.12)の動きが多い範囲に絞って「設定❶」に重ねて「数量0.2」で設定を仕掛けています。
米ドル/カナダドル(2024年2月1日現在)
USD/CAD 設定(ハーフ)
売 | 買 | |
通貨ペア | USD/CAD | |
レンジ | 1.32~1.40 | 1.24~1.32 |
レンジ幅(pips) | 800 | 800 |
本数 | 41 | 41 |
数量(万) | 0.1 | 0.1 |
利益幅(pips) | 80 | 80 |
資金目安 | 約90万円 | |
ロスカットレート | 売 1.50 買 1.12 |
トライオートFXに2023年12月から新たに加わった通貨ペアの「米ドル/カナダドル」は「ユーロ/ポンド」や「豪ドル/NZドル」と同じく、地理的な関係から経済的結びつきが強く、レンジ相場を形成しやすいという特徴があります。
過去10年のチャートを見ると1.062~1.469付近、過去5年では1.200~1.467付近のレンジ相場となっています。
設定は過去5年の動きを参考にした想定レンジ(1.24~1.40)にハーフ設定(レンジの中心値を決めて、上半分に売り注文、下半分に買い注文を入れる設定方法)を仕掛けています。
設定 1.32を想定レンジの中央値として買い(1.24~1.32)と売り(1.32~1.4)の範囲に設定を仕掛けています。
ユーロ/ズロチ(2024年2月1日現在)
EUR/PLN 設定(売り)
売 | 買 | |
通貨ペア | EUR/PLN | |
レンジ | 4.2~4.8 | - |
レンジ幅(pips) | 6,000 | - |
本数 | 31 | - |
数量(万) | 0.1 | - |
利益幅(pips) | 500 | - |
資金目安 | 約80万円 | |
ロスカットレート | 4.9 |
「ユーロ/ズロチ」もトライオートFXに2023年12月から新たに追加になった通貨ペアで、こちらも相関性が高いくレンジ相場に近い動きを続けています。
ポーランド国立銀行は2024年1月9日の会合で政策金利を5.75%に据え置いています。以前に比べると金利差が縮まりつつあり、今後もスワップポイントが低下することが予想されますが、現状では売りでスワップ益も狙えます。
ここ5年程度の動きでは4.2~5.0(ロシアによるウクライナ侵攻時のズロチ安で一時5.0になった)付近で動いています。設定も過去5年の動きを参考にして、スワップ益も狙える売り(4.20~4.80)を仕掛けています。
参考 トライオートFX ビルダー設定について 詳しくはコチラ
トライオートFX 2024年2月の損益報告
トライオートFX 2024年2月「通貨ペア別」損益
2024年から自動売買の他にマニュアルでの売買を行っているので、その決済内訳を記載しています
※参考 週次利益の推移表(自動売買の他にマニュアル取引での利益も含まれています)
トライオートFXは昨年まで「セレクト」で運用を行っていましたが、2024年から「ビルダー」機能を使った運用に切り替えを行っています。
「ビルダー」では2024年2月も先月に引き続き「ユーロ/ポンド」「豪ドル/NZドル」の2通貨ペアをメインで運用し、「米ドル/カナダドル」「ユーロ/ズロチ」を加えた計4通貨ペアを稼働させています。
2024年2月の運用実績は、「豪ドル/NZドル」が好調で取引きが増えましたが、その他の運用している通貨ペアでは値動きが少なく、全体的には新規・決済ともに取引は少なめでした。
その結果、トライオートFXの2024年2月の自動売買での運用実績は30,938円の利益となりました。
トライオートFX 2024年2月 運用成績カレンダー
実現損益は204,700円ですが、裁量取引の利益173,762円が含まれています。当記事の自動売買設定での利益は30,938円となります。
トライオートFX 月別の確定損益推移グラフ
2023年12月は稼働していた「セレクト」の一部を損切りしたので大きくマイナス計上しています。
トライオートFXの運用を開始した2022年9月から2024年2月末現在の実現利益累計は1,113,385円となっています。
裁量取引の利益も含まれています
参考 2023年運用実績
2023年 月別・通貨ペア別損益推移表
2023年 取引損益グラフ
トライオートFXの運用方法
トライオートFX つくる機能とえらぶ機能
トライオートFXでは、大きく分けると「つくる」機能と「えらぶ」機能があります
「つくる」機能
➤ 上級者向け
「ビルダー」「チャートメイク」「テクニカルビルダー」が用意されています。
レンジ幅、注文本数、数量、利確幅などのロジックを設定して自分だけのルールがつくれる機能です。
自由度が高いので自分の投資方針やリスク許容度に合わせて、最適な自動売買のルールを作成することができます。
ある程度トライオートFXに慣れたら自分だけのルール作りにチャレンジしてみましょう。
「えらぶ」機能※「セレクト」
➤ 初心者向け
金融ストラテジストや認定ブロガーなどの上級者が考案したルールをリストの中から選んで取引を始められる機能です。
バックテスト結果や成績、取引履歴などを参考にして、自分の取引スタイルやニーズに合ったプログラムを選ぶことができます。
また、自動売買プログラムを自由に組み合わせて運用することができるため、自動売買を始めたい初心者や、複数の自動売買プログラムを組み合わせて運用したい方におすすめです。
ココに注意
「セレクト」は選ぶだけで簡単に始められますが、設定の意図や運用方法について理解していないと損失を出す可能性があるので、ルールの特徴や運用時の注意点が記載された解説記事、解説動画は必ず確認して、自分なりの運用ルールを決めてから利用しましょう。
トライオートBLOGより トライオートの運用方法
トライオートFX 運用方針
私は2024年1月から つくる機能「ビルダー」による設定で運用を行っています
利用者によって資金やリスク許容度も違いますが、 私の場合は資金が多くないのでトライオートFXについて以下の2点は注意して運用しています。
①稼働後もほったらかしにせず、1日1回は口座状況やチャートを確認する
レンジアウトで未決済の評価損失が拡大していたり、ロスカットにならないように毎日、口座状況の確認して「有効比率」は常に気を付けています。
また、資金の増加やレンジアウトなど様々な状況で機会損失が発生する可能性もあるので「ビルダー」設定の見直しや追加の検討も行えるように確認作業は怠らないようにしています。
②リスク分散として複数通貨ペアで取引を行う
「ビルダー」で複数通貨の設定を稼働させることで「為替の変動リスク」を分散しています。
一つの通貨ペアで損失が発生しても、他の通貨の利益でカバーできる可能性があるため、「経済的な繋がり」や「相関性」などを考慮しながら複数通貨ペアで取引を行っています。
※2023年は稼働させた「セレクト」のうちクロス円「ハーフ」の比重を大きくしてしまい、円安が進行するなか決済が減少し、マイナススワップが利益を圧迫してしまいました。
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トライオートFXとは
トライオートFXの概要
インヴァスト証券の公式動画 トライオートの仕組み
トライオートFX ロジック説明
トライオートFXの「セレクト」を利用するにあたって、いくつかのロジックを搭載しています。名前だけではイメージしづらいものもありますので「インヴァスト証券BLOG」より以下ご紹介します。
①コアレンジャー
コアレンジ帯とサブレンジ帯で2つの異なるルールが設定されます。
「コアレンジ帯」は、設定値の中心に売り注文と買い注文が設定されます。
「サブレンジ帯」は、コアレンジの上に売のサブレンジ帯、コアレンジの下に買いのサブレンジ帯が設定されます。
中心のコアレンジで細かく売買し、サブレンジでは大きな利幅で取引を行います。サブレンジでは、価格の戻りを想定した取引をするようデザインされています。
※損切り設定はしていません。
※両建てとなるタイミングがあるため、スプレッドが二重にかかる、スワップポイントで支払いが生じるなどのデメリットもご留意の上ご利用ください。
(出所:インヴァスト証券 トライオートBLOGより)
②ハーフ
想定レンジの中央値より上半分では「売り」のみ、下半分では「買い」だけのルールが設定されます。
想定レンジ内で売りまたは買い、どちらか一方の注文を設定するよりも必要証拠金や評価損失を抑えた運用が期待できます。
※損切り設定はしていません。
※両建てとなるタイミングがあるため、スプレッドが二重にかかる、スワップポイントで支払いが生じるなどのデメリットもご留意の上ご利用ください。
(出所:インヴァスト証券 トライオートBLOGより)
③スワッパー
高金利通貨の値動きにフィットするようデザインされており、利幅よりもカウンター値を大きくすることで徐々に買い下がる取引を行います。スワップポイントを得ながら、短期の反発を狙う設計です。
※損切り設定はしていません。
(出所:インヴァスト証券 トライオートBLOGより)
④ストラテジスト
ストラテジストは、金融の専門家であるストラテジストが「将来の相場予測」に基づいて作成したロジックとなります。
そのため、自動売買セレクトにおける過去の期間収益率やリスクリターン評価、推奨証拠金等は参考になりません。
自動売買プログラムを選択する際は、ストラテジストの解説レポートをご確認のうえ運用をはじめてください。
⑤認定ビルダー
認定ビルダーは、FXやETFのブロガーが作成したロジックとなります。
選択する際は、認定ビルダーの解説レポートをご確認のうえ運用をはじめてください。
⑥ハイブリッド
ハイブリットは複数の銘柄を組み合わせたロジックとなります。
相関性の低い複数の銘柄を組み合わせてポートフォリオを組むことで、収益獲得機会の増加やリスク分散が期待するものとなります。
トライオートFXのセレクト利用方法
ココに注意
取り引きを始めるにあたってはトライオートFXを展開しているインヴァスト証券のWEBサイト等で、仕組みやリスクをしっかり理解してから始めましょう
2024年2月のトライオートFX損益報告は以上です。
今後もトライオートFXの運用実績、設定方法などの情報を発信していきたいと思いますので、何かのご参考になれば幸いです。
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