トラリピ 運用実績まとめ
トラリピは2022年9月から本格的に運用を開始してから、1年が経過しました。
運用を始めた当初は利益が順調に推移していましたが、2023年6月以降は円安基調が続いていて「クロス円」通貨ペアは苦戦中で利益も落ちています。ただFX自動売買の基本は「長期的にコツコツ利益を積み上げる」ですので、相場の急変動などには注視しつつ、長期目線で今後も運用していきたいと思っています。
2022年9月から2023年8月末までの一年間の取引利益累計では1,807,436円の利益となり、運用期間全体を通して見ると良い結果を残すことができました。
このトラリピの運用を開始するにあたっては「設定」を考える必要がありますが、最初は実績のあるブロガーさんたちの設定をマネすることから始めて、都度見直しながらこの一年間進めてきた結果、利益を得ることができています。
今回は2023年9月現在、私が実際に運用している通貨ペア設定とトラリピ設定に関する情報をご紹介したいと思います。
トラリピ 通貨ペア設定
2023年9月現在、資金は約620万円、少額で運用している通貨も合わせると11通貨ペアで運用しています。
トラリピの通貨ペア設定は、当初設定した内容で長く続けていける訳ではありません。
市場環境は変化していますし、想定していたレンジから外れれば、今まで好調だった設定も、適切でない設定になってしまうことがあります。また、運用して資金が増えれば、資金の運用効率なども考える必要があります。
このようにトラリピの設定は、定期的に見直しを行い、必要に応じてメンテナンスを行うことが必要です。
ココがおすすめ
通貨ペアの設定について、最初はどのように選択・設定してよいか分からないと思いますが、トラリピは実績のある有名ブロガーさんたちなど多くの人が実績や設定を公開しています。情報が豊富なので、初心者でも設定の参考になり、運用しやすいツールだと思います。
私も最初は有名ブロガーさんたちの設定をマネすることから始めました!
最初は先輩ブロガーさん達の設定をお手本に、資金に合わせて容認できるリスクの範囲内で設定を行っていました。
トラリピ運用を続けていくと慣れてきますので、その先は自分で設定の見直しができるようになります。
一つの通貨ペアで損失が発生しても、他の通貨の利益でカバーできる可能性があるため、リスク分散として複数通貨ペアで取引を行っています。
通貨ペアの設定は随時見直しや調整をしています。また、資金が増えたところでトラップ本数を増やしたり、設定を追加しているので通貨ペアによってはいくつかに分かれています。
トラリピ設定戦略 ハーフ&ハーフ
トラリピを設定ではハーフ&ハーフという戦略がありますのでご紹介します。
トラリピのハーフ&ハーフとは、本来仕掛けるはずの範囲(=レンジ)を2分して上半分に売りのトラリピ、下半分に買いのトラリピを仕掛ける戦略の名称です。
ハーフ&ハーフ メリット
トラリピに必要な資金を抑えることができる
トラリピは設定レンジ(範囲)が広くなればなるほど、資金が多く必要になります。
・ハーフ&ハーフでは証拠金をおさえて広いレンジ幅をカバーできる
・仕掛け方によっては資金を半分~3分の1以下に抑えることができる
・このため、資金効率が向上する
ハーフ&ハーフ デメリット
・レンジの上下に損失リスクができる
・マイナススワップによる損失リスクがある
※特に現在(2023年9月現在)日本は金融緩和を継続し円安の状態ですのでクロス円のハーフ&ハーフでは売りレンジに入ったときにマイナススワップが発生します
マネースクエアのWEBサイトより ハーフ&ハーフって何ですか?
これらのメリットとデメリットを考慮して、トラリピのハーフ&ハーフを使用するかどうかを決定することができます。
私は現在、ほとんどの通貨ペアをハーフ&ハーフで仕掛けています。
利益値幅の決め方
設定をしていて悩むのが「利益値幅」です。
トラリピの値幅設定はいくらにしたら良いのかという点では、ブログなどでバックテストやATRを利用した手法が多く紹介されていて、考え方としてはとても勉強になるものです。
ただし「最適な利益値幅」について、これが正解といものは無さそうです。
最適な利益値幅は毎年変わっています。
チャートに表される過去情報から為替相場の未来を予測はできないですし、どんな予測でもなかなか想定通りの結果にはならないものですよね、、、
また、仮に800円が利益が一番得られる利益金額だったとしても、人によっては400円程度にして利益が減少しても、決済回数が増えた方がトラリピ運用を楽しみながら長く続けることができるかもしれません。
自分の運用スタイルによっても利益値幅は違ってくるものです。
私は有名ブロガーさんたちの設定をマネすることから始めました。
その後は相場の値動きや決済回数などの成績をみながら、定期的に設定を見直したり、変更したりと試行錯誤しています。
利益値幅の考え方について 詳しくはコチラ
各通貨ペアの設定内容(2023年9月現在)
利益値幅のメンテナンス
2023年1月から3月頃から比べると直近は利益が減ってきています。これは円安の影響も多分にありますが、相場の動きが小さくなっていて、現在の「値幅設定」が相場の動きに合っていないという事も考えられます。
そのため今回は一部の通貨ペアについて、ATRを参考に利益値幅(金額)を一時的に狭くして、もう少し少額でコツコツ利益を獲得できる設定に変更してみました。
また、「決済トレール」の設定を「あり」にしている通貨ペアについても、現状の値動きに合わせてすべて「なし」に変更しています。
EUR/JPY
「ユーロ/円」は本格的な運用を開始した2022年9月から2023年8月までの累計で141,352円の利益を得ていますが、円安に振れ始めた2023年5月からは不調で現在レンジアウトしていて、マイナススワップ拡大中の塩漬け状態に陥っています、、、
EUR/JPY設定(2023年9月22日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | EUR/JPY | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | - |
レンジ | 140.00~150.80 | 120.00~140.00 | 100.00~120.00 | - |
トラップ本数 | 28本 | 38本 | 38本 | - |
利益値幅 | 800円 | 800円 | 800円 | - |
決済トレール | あり ➤なし |
あり ➤なし |
あり ➤なし |
- |
ストップロス | なし | なし | なし | - |
資金目安 | 90万円 |
運用を開始した2022年9月当初は過去10年のチャートを参考にして、ハーフ&ハーフ設定(レンジの中心値を決めて、上半分に売り注文、下半分に買い注文を入れる設定方法)で120.00を中心に、買い(100.00~120.00)と売り(120.00~140.00)で設定していました。
円に対してユーロ高になっていたので2023年に入ってから売り(140.00~150.80)を追加しました。
その後もユーロの高騰が止まらず、2023年6月以降150円を突破してレンジを外れましたが、深追いはせず戻ってくるのを待つことにしました。
EUR/GBP
「ユーロ/ポンド」は本格的な運用を開始した2022年9月から2023年8月までの累計で132,515円の利益となりました。利益の推移を見るとバラツキが大きく、利益額も少額運用している通貨を除くと2番目に少ない結果となっています。
EUR/GBP設定(2023年9月14日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | EUR/GBP | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | - | - |
レンジ | 0.82~0.95 | 0.82~0.92 | - | - |
トラップ本数 | 33本 | 26本 | - | - |
利益金額 | 8.00ポンド ➤ 4.00ポンド |
8.00ポンド ➤ 4.00ポンド |
- | - |
決済トレール | なし | なし | - | - |
ストップロス | なし | なし | - | - |
資金目安 | 100万円 |
ユーロ/ポンドのチャートを見ると、長期的にレンジ相場で、直近では0.82~0.95のかなり狭いレンジで動いています。
設定は直近のチャートを参考に売り(0.82~0.95)に仕掛けていますが、動きの多い範囲である売り(0.82~0.92)を重ねて仕掛けています。
現状は「売り」のみの設定でスワップも少し積み上げられるようになっています。
AUD/JPY
「豪ドル/円」は本格的な運用を開始した2022年9月から2023年8月までの累計で283,868円の利益となりました。2023年8月末時点では、運用している通貨ペアの中で1番多く利益を得ています。
AUD/JPY設定(2023年9月22日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | AUD/JPY | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 85.50~97.60 | 85.50~95.00 | 76.00~85.50 | 70.20~85.50 |
トラップ本数 | 75本 | 20本 | 20本 | 75本 |
利益金額 | 600円 ➤ 400円 |
500円 ➤ 400円 |
500円 ➤ 400円 |
800円 ➤ 400円 |
決済トレール | あり ➤なし |
あり ➤なし |
あり ➤なし |
あり ➤なし |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
資金目安 | 100万円 |
豪ドル/円のチャートを見ると、この10年では59.8~102.8のレンジとなっていて、2020年の新型コロナウイルスによる大きな下落以降は上昇していて、2023年7月には95円前後と2015年以来の水準まで上昇しました。
設定はこの過去10年のチャートを参考にしていますが、コロナによる下落は含めていません。ハーフ&ハーフ設定(レンジの中心値を決めて、上半分に売り注文、下半分に買い注文を入れる設定方法)で85.50を中心とした買い(70.20~85.50)と売り(85.50~97.60)で設定しています。
また、レンジの中心(85.50)から上下の動きが多いエリアに買い(76.00~85.50)と売り(85.50~95.00)を重ねて仕掛けて利益を多くとれるように設定しています。
AUD/USD
「豪ドル/米ドル」は本格的な運用を開始した2022年9月から2023年8月までの累計で262,859円となりました。2023年8月末時点では、運用している通貨ペアの中で3番目に多く利益を得ています。
AUD/USD設定(2023年9月22日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | AUD/USD | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 0.702~0.85 | 0.702~0.75 | 0.554~0.702 | 0.651~0.702 |
トラップ本数 | 75本 | 20本 | 75本 | 18本 |
利益金額 | 6.00ドル ➤ 4.00ドル |
6.00ドル ➤ 4.00ドル |
6.00ドル ➤ 4.00ドル |
6.00ドル ➤ 4.00ドル |
決済トレール | あり ➤なし |
あり ➤なし |
あり ➤なし |
あり ➤なし |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
資金目安 | 120万円 |
豪ドル/米ドルのチャートを見ると、この10年では0.55~0.98付近のレンジとなっています。
設定はこの過去10年のチャートを参考に、ハーフ&ハーフ設定(レンジの中心値を決めて、上半分に売り注文、下半分に買い注文を入れる設定方法)で0.70を中心にして、買い(0.554~0.702)と売り(0.702~0.85)でそれぞれ少し広めの設定と、レンジの中心(0.70)から上下の動きが多いエリアに買い(0.651~0.702)と売り(0.702~0.75)を仕掛けて利益を多くとれるように設定しています。
AUD/NZD
「豪ドル/NZドル」は本格的な運用を開始した2022年9月から2023年8月までの累計で275,874円の利益となりました。2023年8月末時点では、運用している通貨ペアの中では「豪ドル/円」に次いで2番目に多く利益を得ています。
AUD/NZD設定(2023年9月14日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | AUD/NZD | |||
注文金額 | 0.2万通貨 | 0.3万通貨 | 0.2万通貨 | 0.3万通貨 |
レンジ | 1.073~1.153 | 1.073~1.123 | 0.996~1.073 | 1.023~1.073 |
トラップ本数 | 21本 | 25本 | 20本 | 25本 |
利益金額 | 12.00 NZドル ➤ 8.00NZドル |
12.00 NZドル ➤ 8.00NZドル |
12.00 NZドル ➤ 8.00NZドル |
12.00 NZドル ➤ 8.00NZドル |
決済トレール | なし | なし | なし | なし |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
資金目安 | 80万円 |
トラリピでも一番人気のAUD/NZD通貨ペア、
オセアニア地域の通貨「豪ドル」「NZドル」は相関関係が強く、狭い値幅のレンジ相場という特徴があってトラリピ向きの通貨ペアです。
実際の過去10年のチャートを見ても0.998~1.166付近の狭いレンジ相場となっています。
設定はこの過去10年のチャートを参考に、ハーフ&ハーフ設定(レンジの中心値を決めて、上半分に売り注文、下半分に買い注文を入れる設定方法)で1.073を中心にして、買い(0.996~1.073)と売り(1.073~1.153)とそれぞれ広めのエリアの設定では注文金額は0.2万通貨と金額を増やしています。さらにレンジの中心(1.073)から上下の動きが多いエリアに買い(1.023~1.073)と売り(1.073~1.123)、注文金額はさらに増やして0.3万通貨を仕掛けて利益を多くとれるように設定しています。
NZD/JPY
「NZドル/円」は本格的な運用を開始した2022年9月から2023年8月までの累計で127,136円の利益となりました。2023年8月末時点では、少額運用している通貨を除くと1番少ない結果となっています。
NZD/JPY設定(2023年9月14日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | NZD/JPY | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | - |
レンジ | 74.75~90.00 | 74.75~82.75 | 59.50~74.75 | - |
トラップ本数 | 39本 | 21本 | 39本 | - |
利益金額 | 700円 ➤ 400円 |
700円 ➤ 400円 |
700円 ➤ 400円 |
- |
決済トレール | なし | なし | なし | - |
ストップロス | なし | なし | なし | - |
資金目安 | 90万円 |
NZドル/円のチャートを見ると、この10年では59.48~94.08付近のレンジとなっています。2023年8月時点では円安基調が続いていて90円付近まで上昇してきています。
設定はこの過去10年のチャートを参考にハーフ&ハーフ設定(レンジの中心値を決めて、上半分に売り注文、下半分に買い注文を入れる設定方法)で74.75を中心とした買い(59.50~74.75)と売り(74.75~90.00)で設定しています。
また、レンジの中心(74.75)から売り(74.75~82.75)を重ねて仕掛けています。
NZD/USD
「NZドル/米ドル」は本格的な運用を開始した2022年9月から2023年8月までの累計で161,621円の利益を得ています。
NZD/USD設定(2023年9月22日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | NZD/USD | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | - | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 0.70~0.90 | - | 0.55~0.70 | 0.60~0.70 |
トラップ本数 | 51本 | - | 51本 | 26本 |
利益値幅 | 4.00ドル | - | 4.00ドル | 4.00ドル |
決済トレール | あり ➤なし |
- | あり ➤なし |
あり ➤なし |
ストップロス | なし | - | なし | なし |
資金目安 | 90万円 |
NZドル/米ドルのチャートを見ると、この10年では0.55~0.88付近のレンジとなっています。
こちらも過去10年のチャートを参考に、ハーフ&ハーフ設定(レンジの中心値を決めて、上半分に売り注文、下半分に買い注文を入れる設定方法)で0.70を中心にして、買い(0.55~0.70)と売り(0.70~0.90)で設定しました。
ただしもう少し期間を短くして、直近5年の動きを見てみると0.55~0.75付近の狭いレンジで動いていますので、直近で動きが多いエリアに買い(0.60~0.70)を追加で設定しています。
CAD/JPY
「カナダドル/円」は本格的な運用を開始した2022年9月から2023年8月までの累計で171,697円の利益を得ています。
CAD/JPY設定(2023年8月1 現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | CAD/JPY | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | - | 0.1万通貨 | - |
レンジ | 95.80~108.80 | - | 82.80~95.80 | - |
トラップ本数 | 44本 | - | 44本 | - |
利益値幅 | 700円 | - | 700円 | - |
決済トレール | なし | - | なし | - |
ストップロス | なし | - | なし | - |
資金目安 | 50万円 |
カナダドル/円のチャートを見ると、この10年では73.79~110.55付近のレンジとなっています。
設定はこの過去10年のチャートを参考に、ハーフ&ハーフ設定(レンジの中心値を決めて、上半分に売り注文、下半分に買い注文を入れる設定方法)で95.80を中心にして、買い(82.80~95.80)と売り(95.80~108.80)で設定しています。
円安も継続していて、2023年9月に入って110円台になりレンジを外れることもありますが、設定の追加はしていません。
USD/CAD
「米ドル/カナダドル」は本格的な運用を開始した2022年9月から2023年8月までの累計で137,555円の利益を得ています。
USD/CAD設定(2023年8月1 現在)
売 | 売 | 買 | |
通貨ペア | USD/CAD | ||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 1.208~1.448 | 1.208~1.368 | 0.968~1.208 |
トラップ本数 | 31本 | 21本 | 31本 |
利益値幅 | 8.00CAドル | 8.00CAドル | 8.00CAドル |
決済トレール | なし | なし | なし |
ストップロス | なし | なし | なし |
資金目安 | 85万円 |
米ドル/カナダドルのチャートを見ると、この10年では1.01~1.46付近で少し広めのレンジとなっています。
ベースはこの過去10年のチャートを参考に、ハーフ&ハーフ設定(レンジの中心値を決めて、上半分に売り注文、下半分に買い注文を入れる設定方法)で1.208を中心にして、買い(0.968~1.208)と売り(1.208~1.448)で設定しました。
ただし、もう少し期間を短くして、2016年頃からの動きを見てみると1.2ー1.46付近の狭いレンジで推移していて、現在は高値圏にありますので「売り」から直近で動きが多いエリアに売り(1.208~1.368)を追加で仕掛けて利益を多くとれるように設定しています。
MXN/JPY
「メキシコペソ/円」は他の通貨ペアと比べると少額の約30万円で運用しています。運用を開始した2022年9月から2023年8月までの累計は76,096円の利益ですが、「メキシコペソ/円」は上昇を続けていて、8月に入っても好調を維持しています。2023年4月から8月の直近5ヶ月の運用実績では60,810円の利益を得ていて、なかなか良い結果を残しています。
MXN/JPY設定(2023年8月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | MXN/JPY | |||
注文金額 | - | - | 1.0万通貨 | - |
レンジ | - | - | 8.00~9.00 | - |
トラップ本数 | - | - | 34本 | - |
利益値幅 | - | - | 500円 | - |
決済トレール | - | - | なし | - |
ストップロス | - | - | なし | - |
資金目安 | 30万円 |
「メキシコペソ/円」は直近の値動きを見ながら狭いレンジで設定を入れています。今は買い(8.00~9.00)の範囲で稼働しています。
現在、メキシコペソは上昇していますので、想定レンジを上に突き抜けたら、新たに設定を入れるようにしています。
設定の注意点
通貨ペアの設定は随時見直したり調整していますが、まだまだ試行錯誤の状況です。
リスクは少し高めに設定しており、毎日必ず1回は口座の状況をチェックしています
複数通貨の運用で過剰なポジションを取ることも注意が必要です。
2023年9月1日現在、11通貨ペアで運用していますが、一般的には推奨されていない通貨ペア
(ZAR/JPY、MXN/JPY)も運用しています。あくまで自分で実感するためテスト的に少額で行っています。
トラリピを本格的に運用して以来もうすぐ1年、今まで少額で運用しているものも含めると11通貨ペアで運用してきましたが少し多いかなと感じています。
運用結果を見直す余裕も出てきたので、今後はもう少し通貨ペアを絞って、設定も見直していく予定です。
注意
取り引きを始めるにあたってはトラリピを展開しているマネースクエアのWEBサイトで、仕組みやリスクをしっかり理解してから始めましょう。
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トラリピ 口座開設方法を詳しく書いています ご参考にどうぞ
トラリピとは
参考
トラリピとは
トラップリピートイフダンという注文方法の略称で、マネースクエアHDが特許を取得しているFXのシステムです。 トラリピは、あなたが決めた価格で、自動的に売買をくり返すことで、利益をねらうことができます。
あなたに代わって24時間、システムが利益をねらうことで、普段の暮らしをジャマしないFXの実現を後押しします。
マネースクエアの公式サイトより
マネースクエアの公式動画です 90秒でイメージをつかむ動画
ここがポイント!
トラリピの仕組み
取引通貨ペア、取引単位、初回注文価格、注文間隔、利益確定幅をあらかじめ設定し、設定した価格になると、自動的に売買注文が発生します。
トラップとリピートを繰り返すことで、値動きの上下から利益を得ることができます。
※トラップ 値動きに応じて、注文間隔の幅で繰り返し注文が発生
※リピート 設定した利益確定幅になると、自動的に決済注文が発生
トラリピ メリット・デメリット
メリット
①細かな相場予想がいらない ※FXの基本知識は必要
利益を得られそうな「範囲」を設定すれば相場分析をする必要がなく、自動的に売買が行われるので感情的にもならず、精神的な負担も少なくなる
②時間効率が良い
あらかじめ設定した条件で24時間自動的に売買を行うので、定期的な設定チェックを行うだけで、時間や手間がかからない
③少額投資が可能
1,000通貨から取引することができ、30万円くらいの余剰資金から始めることができる
④レンジ相場に強い
値動きの上下から利益を得ることができるのでレンジ相場に強い
デメリット
①長期間での運用が必要
レンジ相場で細かく売り買いを仕掛け、コツコツと利益を積上げる戦略のため、短期間で大きな利益は狙えない
※運用1~2ヶ月程度で結果が悪いからといって辞めてしまうと利益は出せない
②含み損が出る
基本「相場の下落場面で買い→反転したら利益確定→また下落場面で買い」という戦略のため、一時的には含み損が拡大していく
戦略上は評価損を抱えることは避けられない
③スワップポイント
通貨ペアや取引単位によって異なるが、戦略上は長期間ポジションを保有することが多いので、スワップポイントがマイナスになることがある
④トレンド相場には向かない
一方向に大きく値動きするトレンド相場では、損失が拡大する可能性がありトレンド相場に弱い
トラリピなどのFX自動売買は、忙しい人やFXをやったことがない初心者もトレードできるのが魅力ですが、設定によって利益やリスクが大きく変わります。
この設定を決める際には、メリット・デメリットを正しく理解をすることで、設定に応じたリスクコントロールがしやすくなります。
自分の目標、スタイルや資金などを考慮しながらリスク許容度に合わせて設定を調整することで、24時間・自動的にコツコツと利益を積み上げることができるでしょう。
今回はトラリピの通貨ペア設定についてご紹介しました。
今後も実際のトラリピ運用実績、設定方法などの役に立ちそうな情報を発信していきますので、何かのご参考になれば幸いです。
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