トラリピ運用実績 2023年11月 +77,026円
トラリピは2022年9月から本格的に運用をはじめています。
運用を始めた当初は利益が順調に推移していましたが、2023年6月以降は円安基調が続いていて「クロス円」通貨ペアは苦戦中で利益も落ちていますが全体的には堅調に推移しています。FX自動売買の基本は「長期的にコツコツ利益を積み上げる」ですので、相場の急変動などには注視しつつ、長期目線で今後も運用していきたいと思っています。
2023年11月度のトラリピ運用実績は77,026円の利益でした。運用をはじめた2022年9月から2023年11月までの取引累計は1,990,951円の利益となっていて、今のところ良い結果を残せています。
今回はトラリピの2023年11月単月実績と運用開始からの累計実績などをご報告していきたいと思います。
トラリピ 主な通貨ペアの設定内容(2023年11月)
2023年11月1日現在、約630万円の資金で、少額で運用してるペアも含めると11通貨ペアを運用しています。
ココがおすすめ
通貨ペアの設定について、最初はどのように選択・設定してよいか分からないと思いますが、トラリピは実績のある有名ブロガーさんたちが運用実績や設定を公開しています。情報が豊富なので、初心者でも設定の参考になり、運用しやすいツールだと思います。
私も最初は有名ブロガーさんたちの設定をマネすることから始めました。
メモ
リスクは少し高めに設定しており、毎日必ず1回は口座の状況をチェックしています。複数通貨の運用で過剰なポジションを取ることも注意が必要ですので証拠金維持率は常に気を付けています。
最初は先輩ブロガーさん達の設定をお手本に、資金に合わせて容認できるリスクの範囲内で設定を行っていました。
トラリピ運用を続けていくと慣れてきますので、自分で設定の見直しができるようになります。
一つの通貨ペアで損失が発生しても、他の通貨の利益でカバーできる可能性があるため、リスク分散として複数通貨ペアで取引を行っています。
通貨ペアの設定は随時見直しや調整をしています。また、資金が増えたところでトラップ本数を増やしたり、設定を追加しているので通貨ペアによってはいくつかに分かれています。
先月(2023年10 月)からトラリピ設定に変更はありませんが、「EUR/JPY」「CAD/JPY」「ZAR/JPY」は現在ポジションを残して稼働を停止しています。
EUR/JPY設定(2023年11月1日現在)※ポジション残して稼働停止
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | EUR/JPY | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | - |
レンジ | 140.00~150.80 | 120.00~140.00 | 100.00~120.00 | - |
トラップ本数 | 28本 | 38本 | 38本 | - |
利益値幅 | 800円 | 800円 | 800円 | - |
決済トレール | なし | なし | なし | - |
ストップロス | なし | なし | なし | - |
資金目安 | 90万円 |
EUR/GBP設定(2023年11月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | EUR/GBP | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | - | - |
レンジ | 0.82~0.95 | 0.82~0.92 | - | - |
トラップ本数 | 33本 | 26本 | - | - |
利益金額 | 4.00ポンド | 4.00ポンド | - | - |
決済トレール | なし | なし | - | - |
ストップロス | なし | なし | - | - |
資金目安 | 100万円 |
AUD/JPY設定(2023年11月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | AUD/JPY | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 85.50~97.60 | 85.50~95.00 | 76.00~85.50 | 70.20~85.50 |
トラップ本数 | 75本 | 20本 | 20本 | 75本 |
利益金額 | 400円 | 400円 | 400円 | 400円 |
決済トレール | なし | なし | なし | なし |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
資金目安 | 100万円 |
AUD/USD設定(2023年11月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | AUD/USD | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 0.702~0.85 | 0.702~0.75 | 0.554~0.702 | 0.651~0.702 |
トラップ本数 | 75本 | 20本 | 75本 | 18本 |
利益金額 | 4.00ドル | 4.00ドル | 4.00ドル | 4.00ドル |
決済トレール | なし | なし | なし | なし |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
資金目安 | 120万円 |
AUD/NZD設定(2023年11月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | AUD/NZD | |||
注文金額 | 0.2万通貨 | 0.3万通貨 | 0.2万通貨 | 0.3万通貨 |
レンジ | 1.073~1.153 | 1.073~1.123 | 0.996~1.073 | 1.023~1.073 |
トラップ本数 | 21本 | 25本 | 20本 | 25本 |
利益金額 | 8.00NZドル | 8.00NZドル | 8.00NZドル | 8.00NZドル |
決済トレール | なし | なし | なし | なし |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
資金目安 | 80万円 |
NZD/JPY設定(2023年11月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | NZD/JPY | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | - |
レンジ | 74.75~90.00 | 74.75~82.75 | 59.50~74.75 | - |
トラップ本数 | 39本 | 21本 | 39本 | - |
利益金額 | 400円 | 400円 | 400円 | - |
決済トレール | なし | なし | なし | - |
ストップロス | なし | なし | なし | - |
資金目安 | 90万円 |
NZD/USD設定(2023年11月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | NZD/USD | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | - | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 0.70~0.90 | - | 0.55~0.70 | 0.60~0.70 |
トラップ本数 | 51本 | - | 51本 | 26本 |
利益値幅 | 4.00ドル | - | 4.00ドル | 4.00ドル |
決済トレール | なし | - | なし | なし |
ストップロス | なし | - | なし | なし |
資金目安 | 90万円 |
CAD/JPY設定(2023年11月1日現在)※ポジション残して稼働停止
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | CAD/JPY | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | - | 0.1万通貨 | - |
レンジ | 95.80~108.80 | - | 82.80~95.80 | - |
トラップ本数 | 44本 | - | 44本 | - |
利益値幅 | 700円 | - | 700円 | - |
決済トレール | なし | - | なし | - |
ストップロス | なし | - | なし | - |
資金目安 | 50万円 |
USD/CAD設定(2023年11月1日現在)
売 | 売 | 買 | |
通貨ペア | USD/CAD | ||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 1.208~1.448 | 1.208~1.368 | 0.968~1.208 |
トラップ本数 | 31本 | 21本 | 31本 |
利益値幅 | 8.00CAドル | 8.00CAドル | 8.00CAドル |
決済トレール | なし | なし | なし |
ストップロス | なし | なし | なし |
資金目安 | 85万円 |
MXN/JPY設定(2023年11月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | MXN/JPY | |||
注文金額 | - | - | 1.0万通貨 | - |
レンジ | - | - | 8.00~9.00 | - |
トラップ本数 | - | - | 34本 | - |
利益値幅 | - | - | 500円 | - |
決済トレール | - | - | なし | - |
ストップロス | - | - | なし | - |
資金目安 | 30万円 |
トラリピ 通貨ペア設定について 詳しくはコチラ
ココに注意
取り引きを始めるにあたってはトラリピを展開しているマネースクエアのWEBサイトで、仕組みやリスクをしっかり理解してから始めましょう。
トラリピ運用実績(2023年11月)
2023年11月も先月に続きオセアニア通貨で動きが多くありました。
主なイベントでは、14日発表の米国10月CPIでは市場予想を下回って追加の利上げ観測が後退したことで、ドルが全面安となりました。これを受けて豪ドル、NZドルは対米ドルで上昇して「NZドル/米ドル」「豪ドル/米ドル」で決済がありました。29日に開催されたRBNZ(NZ中銀)の金融政策決定会合では政策金利を年5.5%に据え置くと決定しましたが、RBNZ声明では追加利上げが必要となる可能性について言及があり、NZドル高となり「豪ドル/NZドル」が下落して決済が多くありました。また「メキシコペソ/円」も11月13日週には一時8.75円台まで上昇、月後半は下落と相場が上下して新規・決済とも取引成立が増えました。メキシコペソはスワップポイントの上乗せもあって利益が増えています。
その結果、2023年11月単月の利益は77,026円となりました。
クロス円のポジション評価損
11月末現在では円高傾向が続いていますが、今後続くかは見通せません。
トラリピ設定の「ユーロ/円」「カナダドル/円」など複数のクロス円ではまだレンジアウトしていて、ポジションも長期保有しているため評価損・マイナススワップが拡大していますが、現状はポジションは保有し続けて追加も損切りもしないで基本的には「戻ってくるのを待つ」方針です。
マイナススワップ
今年も残すところ一ヵ月ですが、トラリピの2023年の成績は利益を確保できそうです。
クロス円は6月頃から円安基調で厳しい状況ですが、今年前半が好調だったのと複数通貨ペアで運用していたので、コツコツと利益を積み上げることができました。
一方でクロス円で長期保有しているポジションのマイナススワップは拡大していますので、確定申告前の12月には「マイナススワップの振替」でスワップ分の損失確定をして利益と相殺したいと思います。
マイナススワップは大きいですが勉強代と思って、試行錯誤しながら設定内容も見直しにじっくり取り組んでいこうと思います。
トラリピ運用実績 2023年11月単月損益
トラリピ マイページの成立カレンダー
トラリピ運用実績 損益推移
トラリピ 月別・通貨ペア別の損益推移状況
トラリピは2022年9月から本格的に運用を開始しています。
2023年11月までの取引累計では1,990,951円の利益を得ることができました。
11月の後半から円高傾向が続いていますが、まだ評価損は大きく2023年11月末現在-3,108,264円(内-707,170 円がスワップポイント)となっています。
トラリピ運用実績 通貨ペア別損益
トラリピ 通貨ペア別の損益推移グラフ
2023年11月もオセアニア関連の通貨ペアと「メキシコペソ/円」で多くの決済がありました。
※少額運用していた「ZAR/JPY」は2023年11月にポジションをすべて決済して運用終了しました。
2022年10月運用開始して累計利益は36,111円でした。
トラリピ運用実績 資産推移
2022年9月に約430万円の資金から運用を始めたトラリピですが、2023年11月末の残高は約637万円となりました。
※売買損益の残高への反映にはタイムラグがあります
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トラリピ 口座開設方法を詳しく書いています ご参考にどうぞ
トラリピとは
参考
トラリピとは
トラップリピートイフダンという注文方法の略称で、マネースクエアHDが特許を取得しているFXのシステムです。 トラリピは、あなたが決めた価格で、自動的に売買をくり返すことで、利益をねらうことができます。
あなたに代わって24時間、システムが利益をねらうことで、普段の暮らしをジャマしないFXの実現を後押しします。
マネースクエアの公式サイトより
マネースクエアの公式動画です 90秒でイメージをつかむ動画
ここがポイント!
トラリピの仕組み
取引通貨ペア、取引単位、初回注文価格、注文間隔、利益確定幅をあらかじめ設定し、設定した価格になると、自動的に売買注文が発生します。
トラップとリピートを繰り返すことで、値動きの上下から利益を得ることができます。
※トラップ 値動きに応じて、注文間隔の幅で繰り返し注文が発生
※リピート 設定した利益確定幅になると、自動的に決済注文が発生
トラリピ メリット・デメリット
メリット
①細かな相場予想がいらない ※FXの基本知識は必要
利益を得られそうな「範囲」を設定すれば相場分析をする必要がなく、自動的に売買が行われるので感情的にもならず、精神的な負担も少なくなる
②時間効率が良い
あらかじめ設定した条件で24時間自動的に売買を行うので、定期的な設定チェックを行うだけで、時間や手間がかからない
③少額投資が可能
1,000通貨から取引することができ、30万円くらいの余剰資金から始めることができる
④レンジ相場に強い
値動きの上下から利益を得ることができるのでレンジ相場に強い
デメリット
①長期間での運用が必要
レンジ相場で細かく売り買いを仕掛け、コツコツと利益を積上げる戦略のため、短期間で大きな利益は狙えない
※運用1~2ヶ月程度で結果が悪いからといって辞めてしまうと利益は出せない
②含み損が出る
基本「相場の下落場面で買い→反転したら利益確定→また下落場面で買い」という戦略のため、一時的には含み損が拡大していく
戦略上は評価損を抱えることは避けられない
③スワップポイント
通貨ペアや取引単位によって異なるが、戦略上は長期間ポジションを保有することが多いので、スワップポイントがマイナスになることがある
④トレンド相場には向かない
一方向に大きく値動きするトレンド相場では、損失が拡大する可能性がありトレンド相場に弱い
トラリピなどのFX自動売買は、忙しい人やFXをやったことがない初心者もトレードできるのが魅力ですが、設定によって利益やリスクが大きく変わります。
この設定を決める際には、メリット・デメリットを正しく理解をすることで、設定に応じたリスクコントロールがしやすくなります。
自分の目標、スタイルや資金などを考慮しながらリスク許容度に合わせて設定を調整することで、24時間・自動的にコツコツと利益を積み上げることができるでしょう。
2023年11月のトラリピ損益報告は以上です。
今後も実際のトラリピ運用実績、設定方法などの役に立ちそうな情報を発信していきますので、何かのご参考になれば幸いです。
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