2023年8月14日週 トラリピ運用実績 +16,262円
トラリピは2022年9月から運用を始めて、今月で12か月目に突入し、もうすぐ1年になります。
今は円安基調が続いていてクロス円の通貨ペアはあまり良い状況ではないですが、全体を通して見ると良い結果を残せていると思います。2022年9月から2023年7月末までの11か月累計では1,741,934円の利益を得ることができました。
2023年8月14日から8月18日の週は、大きなイベントはありませんでしたが、運用している通貨ペアの中では「豪ドル/円」が一時93円台を割るなどの動きがあり決済が入りました。その他「豪ドル/NZドル」「ユーロ/ポンド」などで少し決済が入っています。
この結果、2023年8月14日週の運用実績は16,262円の利益となりました。
この2023年8月14日週のトラリピ運用実績などをご報告していきたいと思います。
トラリピ 通貨ペア設定について
2023年8月1日現在、約600万円の資金で、少額で運用してるペアも含めると11通貨ペアを運用しています。
ココがおすすめ
通貨ペアの設定について、最初はどのように選択・設定してよいか分からないと思いますが、トラリピは実績のある有名ブロガーさんたちなど多くの人が実績や設定を公開しています。情報が豊富なので、初心者でも設定の参考になり、運用しやすいツールだと思います。
私も最初は有名ブロガーさんたちの設定をマネすることから始めました!
参考
設定については基本、先輩ブロガーさん達の設定をお手本に、資金に合わせて容認できるリスクの範囲内で設定を行っています。
一つの通貨での損失が発生しても、他の通貨の利益でカバーできる可能性があるためリスク分散として複数通貨で取引を行っています。
また資金が増えたところでトラップ本数を増やしたり、設定を追加しているので通貨ペアによってはいくつかに分かれています。
通貨ペアの設定は随時見直しや調整をしていますが、まだまだ試行錯誤の状況です。
今週は、決済が入った上位3つの通貨ペア「豪ドル/円」、「豪ドル/NZドル」、「ユーロ/ポンド」についてご紹介します。
AUD/JPY
「豪ドル/円」は本格的な運用を開始した2022年9月から2023年7月までの累計で268,669円の利益となりました。2023年7月末時点では、運用している通貨ペアの中で1番多く利益を得ています。
AUD/JPY設定(2023年7月10日~)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | AUD/JPY | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 85.50~97.60 | 85.50~95.00 | 76.00~85.50 | 70.20~85.50 |
トラップ本数 | 75本 | 20本 | 20本 | 75本 |
利益値幅 | 600円 | 500円 | 500円 | 800円 |
決済トレール | あり | あり | あり | あり |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
資金目安 | 100万円 |
豪ドル/円のチャートを見ると、この10年では59.8~102.8のレンジとなっていて、2020年の新型コロナウイルスによる大きな下落以降は上昇していて、2023年7月には95円前後と2015年以来の水準まで上昇しました。
設定はこの過去10年のチャートを参考にしていますが、コロナによる下落は含めていません。ハーフ&ハーフ設定(レンジの中心値を決めて、上半分に売り注文、下半分に買い注文を入れる設定方法)で85.50を中心とした買い(70.20~85.50)と売り(85.50~97.60)で設定しています。
また、レンジの中心(85.50)から上下の動きが多いエリアに買い(76.00~85.50)と売り(85.50~95.00)を重ねて仕掛けて利益を多くとれるように設定しています。
AUD/NZD
「豪ドル/NZドル」は本格的な運用を開始した2022年9月から2023年7月までの累計で268,377円の利益となりました。2023年7月末時点では、運用している通貨ペアの中では「豪ドル/円」に次いで2番目に多く利益を得ています。
AUD/NZD設定(2023年7月21日現在~)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | AUD/NZD | |||
注文金額 | 0.2万通貨 | 0.3万通貨 | 0.2万通貨 | 0.3万通貨 |
レンジ | 1.073~1.153 | 1.073~1.123 | 0.996~1.073 | 1.023~1.073 |
トラップ本数 | 21本 | 25本 | 20本 | 25本 |
利益値幅 | 12.00 NZドル |
12.00 NZドル |
12.00 NZドル |
12.00 NZドル |
決済トレール | なし | なし | なし | なし |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
資金目安 | 80万円 |
トラリピでも一番人気のAUD/NZD通貨ペア、
オセアニア地域の通貨「豪ドル」「NZドル」は相関関係が強く、狭い値幅のレンジ相場という特徴があってトラリピ向きの通貨ペアです。
実際の過去10年のチャートを見ても0.998~1.185付近の狭いレンジ相場となっています。
設定はこの過去10年のチャートを参考に、ハーフ&ハーフ設定(レンジの中心値を決めて、上半分に売り注文、下半分に買い注文を入れる設定方法)で1.073を中心にして、買い(0.996~1.073)と売り(1.073~1.153)、注文金額0.2万通貨でそれぞれ少し広めの設定を仕掛けています。
またレンジの中心(1.073)から上下の動きが多いエリアに買い(1.023~1.073)と売り(1.073~1.123)、注文金額0.3万通貨を仕掛けて利益を多くとれるように設定しています。
EUR/GBP
「ユーロ/ポンド」は本格的な運用を開始した2022年9月から2023年7月までの累計で126,148円の利益となりました。利益の推移を見るとバラツキが大きく、利益額も少額運用している通貨を除くと2番目に少ない結果となっています。
EUR/GBP設定(2023年7月17日現在~)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | EUR/GBP | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | - | - |
レンジ | 0.82~0.95 | 0.82~0.92 | - | - |
トラップ本数 | 33本 | 26本 | - | - |
利益値幅 | 8.00ポンド | 8.00ポンド | - | - |
決済トレール | なし | なし | - | - |
ストップロス | なし | なし | - | - |
資金目安 | 100万円 |
ユーロ/ポンドのチャートを見ると、長期的にレンジ相場で、直近では0.82~0.95のかなり狭いレンジで動いています。
設定は直近のチャートを参考に売り(0.82~0.95)に仕掛けていますが、動きの多い範囲である売り(0.82~0.92)を重ねて仕掛けています。
現状は「売り」のみの設定です。現状では売りでスワップも少し積み上げられるようになっています。
その他の通貨ペア設定について 詳しくはコチラ
リスクは少し高めに設定しており、毎日必ず1回は口座の状況をチェックしています
複数通貨の運用で過剰なポジションを取ることも注意が必要です。
2023年8月1日現在11通貨ペアで運用していますが、一般的には推奨されていない通貨ペア
(ZAR/JPY、MXN/JPY)も少額運用しています。あくまで自分で実感するためテスト的に少額で行っています。
トラリピ 週次運用実績
トラリピ 通貨ペア別の週次取引損益
2023年8月14日から8月18日の週初めは円安が進みましたが、8月17日に発表された豪の7月雇用統計で市場予想を大きく下回る結果となり、また、豪と交易関係の深い中国では景気見通しの不透明さや中国不動産不況に対する懸念などで「豪ドル/円」は一時93円台を割り込むなどの動きがあり、決済が入りました。その他では「豪ドル/NZドル」「ユーロ/ポンド」などで少し決済が入り、2023年8月14日週の運用実績は16,262円の利益となりました。
トラリピ 通貨ペア別 週次取引損益の累計
2023年8月第3週目までの累計は 47,712円となっています。
トラリピ マイページの成立カレンダーより
複数通貨での運用
トラリピの運用を開始してもうすぐ1年となり順調に利益を獲得してきましたが、2023年6月以降は円安が進行していて「クロス円」の通貨ペアでは苦戦している状況です。
その中でも、「複数通貨で運用」しているため、大きく利益を落とすことなく運用できています。
「複数通貨で運用」するのは、リスクを分散させることで安全な運用を行うためです。一つの通貨での損失が発生しても、他の通貨の利益でカバーできる可能性があるためリスク分散として複数通貨で取引を行っています。
トラリピ公式 ➤ トラリピ・複数通貨ペア運用のすすめ
ココに注意
取り引きを始めるにあたってはトラリピを展開しているマネースクエアのWEBサイトで、仕組みやリスクをしっかり理解してから始めましょう。
トラリピとは
参考
トラリピとは
トラップリピートイフダンという注文方法の略称で、マネースクエアHDが特許を取得しているFXのシステムです。 トラリピは、あなたが決めた価格で、自動的に売買をくり返すことで、利益をねらうことができます。
あなたに代わって24時間、システムが利益をねらうことで、普段の暮らしをジャマしないFXの実現を後押しします。
マネースクエアの公式サイトより
マネースクエアの公式動画です 90秒でイメージをつかむ動画
ここがポイント!
トラリピの仕組み
取引通貨ペア、取引単位、初回注文価格、注文間隔、利益確定幅をあらかじめ設定し、設定した価格になると、自動的に売買注文が発生します。
トラップとリピートを繰り返すことで、値動きの上下から利益を得ることができます。
※トラップ 値動きに応じて、注文間隔の幅で繰り返し注文が発生
※リピート 設定した利益確定幅になると、自動的に決済注文が発生
トラリピ メリット・デメリット
メリット
①細かな相場予想がいらない ※FXの基本知識は必要
利益を得られそうな「範囲」を設定すれば相場分析をする必要がなく、自動的に売買が行われるので感情的にもならず、精神的な負担も少なくなる
②時間効率が良い
あらかじめ設定した条件で24時間自動的に売買を行うので、定期的な設定チェックを行うだけで、時間や手間がかからない
③少額投資が可能
1,000通貨から取引することができ、30万円くらいの余剰資金から始めることができる
④レンジ相場に強い
値動きの上下から利益を得ることができるのでレンジ相場に強い
デメリット
①長期間での運用が必要
レンジ相場で細かく売り買いを仕掛け、コツコツと利益を積上げる戦略のため、短期間で大きな利益は狙えない
※運用1~2ヶ月程度で結果が悪いからといって辞めてしまうと利益は出せない
②含み損が出る
基本「相場の下落場面で買い→反転したら利益確定→また下落場面で買い」という戦略のため、一時的には含み損が拡大していく
戦略上は評価損を抱えることは避けられない
③スワップポイント
通貨ペアや取引単位によって異なるが、戦略上は長期間ポジションを保有することが多いので、スワップポイントがマイナスになることがある
④トレンド相場には向かない
一方向に大きく値動きするトレンド相場では、損失が拡大する可能性がありトレンド相場に弱い
トラリピなどのFX自動売買は、忙しい人やFXをやったことがない初心者もトレードできるのが魅力ですが、設定によって利益やリスクが大きく変わります。
この設定を決める際には、メリット・デメリットを正しく理解をすることで、設定に応じたリスクコントロールがしやすくなります。
自分の目標、スタイルや資金などを考慮しながらリスク許容度に合わせて設定を調整することで、24時間・自動的にコツコツと利益を積み上げることができるでしょう。
2023年8月14日週のトラリピ損益報告は以上です。
今後も実際のトラリピ運用実績、設定方法などの役に立ちそうな情報を発信していきますので、何かのご参考になれば幸いです。
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