トラリピ運用実績 2024年1月 +68,746円
トラリピは2022年9月から約440万円の資金で始めています。
2023年の運用実績では通期で664,483円の利益を獲得できましたが、クロス円の割合を高くしてしまったため、円安が進むにつれてレンジアウトする通貨ペアもあり評価損やマイナススワップが増加するなど通貨ペアの選択・設定や運用面での失敗もありました。2024年は運用する通貨ペアをもう少し絞って、設定内容の見直しに取り組んでいます。
2024年1月現在、クロス円については「ポジションを残して稼働を停止」、「豪ドル/NZドル」「ユーロ/ポンド」「豪ドル/米ドル」「米ドル/カナダドル」「メキシコペソ/円」の5通貨ペアで運用を行っていて、2024年1月度のトラリピ運用実績は68,746円の利益でした。
今回はこのトラリピ2024年1月実績と運用開始からの累計実績などをご報告していきたいと思います。
トラリピ 主な通貨ペアの設定内容(2024年1月)
2024年1月1日現在、約570万円の資金で運用しています。選択している通貨はレンジ相場を形成している「豪ドル/NZドル」「ユーロ/ポンド」「豪ドル/米ドル」「米ドル/カナダドル」と引き続き少額で運用している「メキシコペソ/円」の5通貨ペアに絞って稼働させています。クロス円「ユーロ/円」「カナダドル/円」「豪ドル/円」「NZドル/円」はポジションを残して稼働を停止していますので、クロス円ポジションを徐々に整理していく予定です。
メモ
トラリピを始めた当初は先輩ブロガーさん達の設定をお手本に、資金に合わせて容認できるリスクの範囲内で設定を行っていました。
運用を続けていくと設定の仕方も慣れてきますので、自分で設定の見直しや調整を行えるようになります。私の設定では資金が増えたところでトラップ本数を増やしたり、設定を追加しているので通貨ペアによっては設定がいくつかに分かれています。
一つの通貨ペアで損失が発生しても、他の通貨の利益でカバーできる可能性があるため、リスク分散として複数通貨ペアで取引を行っています。
現状はリスクを少し高めに設定しており、毎日必ず1回は口座の状況をチェックしています。複数通貨の運用で過剰なポジションを取ることも注意が必要ですので証拠金維持率は常に気を付けています。
現状は円安基調のためクロス円「ユーロ/円」「カナダドル/円」「豪ドル/円」「NZドル/円」は「ポジションを残して稼働を停止」しています。
EUR/GBP
EUR/GBP設定(2024年1月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | EUR/GBP | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 0.87~0.92 | 0.87~0.895 | 0.82~0.87 | 0.845~0.87 |
トラップ本数 | 51本 | 21本 | 51本 | 21本 |
利益金額 | 6.00ポンド | 5.00ポンド | 6.00ポンド | 5.00ポンド |
決済トレール | なし | なし | なし | なし |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
ロスカットレート | 0.95 | 0.8 | ||
資金目安 | 130万円 |
「ユーロ/ポンド」は過去10年では0.69~0.95付近、過去5年では0.82~0.95付近のかなり狭いレンジ相場です。
現在の設定は過去5年のチャートを参考に、より狭いレンジの(0.82~0.92)の範囲にハーフ&ハーフ(レンジの中心値を決めて、上半分に売り注文、下半分に買い注文を入れる設定方法)で設定しています。レンジの中心0.87から、買い(0.82~0.87)と売り(0.87~0.92)を仕掛けています。
さらに追加でレンジの中心0.87から、買い(0.845~0.87)と売り(0.87~0.895)の動きが多い範囲に重ねて設定を仕掛けています。
AUD/NZD
AUD/NZD設定(2024年1月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | AUD/NZD | |||
注文金額 | 0.2万通貨 | 0.3万通貨 | 0.2万通貨 | 0.3万通貨 |
レンジ | 1.080~1.140 | 1.080~1.110 | 1.020~1.080 | 1.050~1.080 |
トラップ本数 | 51本 | 21本 | 51本 | 21本 |
利益金額 | 10.00 NZドル |
10.00 NZドル |
10.00 NZドル |
10.00 NZドル |
決済トレール | なし | なし | なし | なし |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
ロスカットレート | 1.150 | 1.000 | ||
資金目安 | 140万円 |
「豪ドル/NZドル」も狭い値幅のレンジ相場が続いていて、過去10年のチャートを見ても0.998~1.15付近で推移しています。
設定はこの過去10年のチャートから更に動きが集中している範囲に絞った(1.020~1.140)にハーフ&ハーフ(レンジの中心値を決めて、上半分に売り注文、下半分に買い注文を入れる設定方法)で設定しています。レンジの中心1.080から買い(1.020~1.080)と売り(1.080~1.140)を注文金額0.2万通貨で仕掛けています。
さらに追加でレンジの中心1.080から買い(1.050~1.080)と売り(1.080~1.110)の動きが多い範囲に重ねて、注文金額0.3万通貨で仕掛けています。
AUD/USD
AUD/USD設定(2024年1月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | AUD/USD | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 0.700~0.800 | 0.700~0.750 | 0.600~0.700 | 0.650~0.700 |
トラップ本数 | 51本 | 21本 | 51本 | 21本 |
利益金額 | 6.00ドル | 5.00ドル | 6.00ドル | 5.00ドル |
決済トレール | なし | なし | なし | なし |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
ロスカットレート | 0.850 | 0.550 | ||
資金目安 | 150万円 |
「豪ドル/米ドル」は過去10年では0.55~0.95付近、過去5年では0.55~0.80付近のレンジ相場です。
現在の設定は過去5年のチャートを参考に、(0.60~0.80)の範囲にハーフ&ハーフ(レンジの中心値を決めて、上半分に売り注文、下半分に買い注文を入れる設定方法)で設定しています。レンジの中心0.70から、買い(0.60~0.70)と売り(0.70~0.80)を仕掛けています。
さらに追加でレンジの中心0.70から、買い(0.65~0.70)と売り(0.70~0.75)の動きが多い範囲に重ねて設定を仕掛けています。
USD/CAD
USD/CAD設定(2024年1月1 現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | USD/CAD | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 1.300~1.400 | 1.300~1.350 | 1.200~1.300 | 1.250~1.300 |
トラップ本数 | 41本 | 21本 | 41本 | 21本 |
利益値幅 | 8.00CAドル | 6.00CAドル | 8.00CAドル | 6.00CAドル |
決済トレール | なし | なし | なし | なし |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
ロスカットレート | 1.500 | 1.150 | ||
資金目安 | 150万円 |
「米ドル/カナダドル」は過去10年では1.058~1.469付近、過去5年では1.200~1.467付近のレンジ相場です。
現在の設定は過去5年のチャートを参考に、上は少し範囲を絞り(1.20~1.40)にハーフ&ハーフ(レンジの中心値を決めて、上半分に売り注文、下半分に買い注文を入れる設定方法)で設定しています。レンジの中心1.30から、買い(1.20~1.30)と売り(1.30~1.40)を仕掛けています。
さらに追加でレンジの中心1.30から、買い(1.25~1.30)と売り(1.30~1.35)の動きが多い範囲に重ねて設定を仕掛けています。
MXN/JPY
MXN/JPY設定(2024年1月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | MXN/JPY | |||
注文金額 | - | - | 1.0万通貨 | - |
レンジ | - | - | 8.00~9.00 | - |
トラップ本数 | - | - | 34本 | - |
利益値幅 | - | - | 1,000円 | - |
決済トレール | - | - | なし | - |
ストップロス | - | - | なし | - |
ロスカットレート | 7.50 | |||
資金目安 | 45万円 |
「メキシコペソ/円」は直近の値動きを見ながら狭いレンジで設定を入れています。今は買い(8.00~9.00)の範囲で稼働しています。
2023年はメキシコペソが好調で「メキシコペソ/円」も上昇を続けていましたが、2023年7月以降は8.1円台から8.7円台付近のレンジで推移しています。想定レンジを上に突き抜けたら、新たに設定を入れる予定で、値動きを見ながら細かく設定を仕掛けるようにしています。
その他の通貨ペア設定について 詳しくはコチラ
こちらも参考にどうぞ トラリピの利益値幅(利益金額)、ATRについて
トラリピ 決済トレールについて 詳しくはコチラ
ココに注意
取り引きを始めるにあたってはトラリピを展開しているマネースクエアのWEBサイトで、仕組みやリスクをしっかり理解してから始めましょう。
トラリピ運用実績(2024年1月)
トラリピ運用実績 2024年1月単月損益
2024年1月は「豪ドル/NZドル」「ユーロ/ポンド」「豪ドル/米ドル」「米ドル/カナダドル」に少額で運用している「メキシコペソ/円」を加えた5つの通貨ペアで運用しています。
※昨年まで運用していたクロス円「ユーロ/円」「カナダドル/円」「豪ドル/円」「NZドル/円」は現在「ポジションを残して稼働を停止」しています。
2024年1月の運用実績は、「豪ドル/NZドル」が好調に推移して決済が多くなりました。また、2023年好調だった「メキシコペソ/円」は2024年1月前半もペソ高に推移したことで決済が増えて、さらにスワップ益も加算されたので利益が増えています。
その結果、2024年1月度のトラリピ運用実績は68,746円の利益でした。
※クロス円については現在「ポジションを残して稼働を停止」していますが、マイナススワップも増加してしまうため、手動取引も加えながら少しずつポジション整理を始めています
参考
マネースクエア公式 スワップ振替とはどんな機能ですか?
トラリピ マイページの成立カレンダー
トラリピ運用実績 損益推移
トラリピ 月別・通貨ペア別の損益推移状況
通貨ペア別に見ると2024年1月は「豪ドル/NZドル」「メキシコペソ/円」が好調でした。
通貨ペア別損益推移(2022年9月~2024年1月)
トラリピ運用実績 資産推移
2022年9月に約430万円の資金から運用を始めたトラリピは、2023年の前半までは好調に推移していましたが、後半に入ると円安の影響でクロス円ではレンジアウトする通貨ペアもあって評価損とマイナススワップが拡大していました。2023年12月にはその増加してしまったクロス円のマイナススワップ振替を行った結果、12月末の残高は5,656,350円まで減少しています。
2024年1月末の残高は5,721,221円となりました。これからまたコツコツと資産を増やしていきたいと思います。
※売買損益の残高への反映にはタイムラグがあります
こちらはトラリピの資産推移画面です(2024年2月2週目現在)
参考 2023年運用実績
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トラリピ 口座開設方法を詳しく書いています ご参考にどうぞ
トラリピとは
参考
トラリピとは
トラップリピートイフダンという注文方法の略称で、マネースクエアHDが特許を取得しているFXのシステムです。 トラリピは、あなたが決めた価格で、自動的に売買をくり返すことで、利益をねらうことができます。
あなたに代わって24時間、システムが利益をねらうことで、普段の暮らしをジャマしないFXの実現を後押しします。
マネースクエアの公式サイトより
マネースクエアの公式動画です 90秒でイメージをつかむ動画
トラリピ メリット・デメリット
メリット
①細かな相場予想がいらない ※FXの基本知識は必要
利益を得られそうな「範囲」を設定すれば相場分析をする必要がなく、自動的に売買が行われるので感情的にもならず、精神的な負担も少なくなる
②時間効率が良い
あらかじめ設定した条件で24時間自動的に売買を行うので、定期的な設定チェックを行うだけで、時間や手間がかからない
③少額投資が可能
1,000通貨から取引することができ、30万円くらいの余剰資金から始めることができる
④レンジ相場に強い
値動きの上下から利益を得ることができるのでレンジ相場に強い
デメリット
①長期間での運用が必要
レンジ相場で細かく売り買いを仕掛け、コツコツと利益を積上げる戦略のため、短期間で大きな利益は狙えない
※運用1~2ヶ月程度で結果が悪いからといって辞めてしまうと利益は出せない
②含み損が出る
基本「相場の下落場面で買い→反転したら利益確定→また下落場面で買い」という戦略のため、一時的には含み損が拡大していく
戦略上は評価損を抱えることは避けられない
③スワップポイント
通貨ペアや取引単位によって異なるが、戦略上は長期間ポジションを保有することが多いので、スワップポイントがマイナスになることがある
④トレンド相場には向かない
一方向に大きく値動きするトレンド相場では、損失が拡大する可能性がありトレンド相場に弱い
トラリピなどのFX自動売買は、忙しい人やFXをやったことがない初心者もトレードできるのが魅力ですが、設定によって利益やリスクが大きく変わります。
この設定を決める際には、メリット・デメリットを正しく理解をすることで、設定に応じたリスクコントロールがしやすくなります。
自分の目標、スタイルや資金などを考慮しながらリスク許容度に合わせて設定を調整することで、24時間・自動的にコツコツと利益を積み上げることができるようになります。
2024年1月のトラリピ損益報告は以上です。
今後も実際のトラリピ運用実績、設定方法などの役に立ちそうな情報を発信していきますので、何かのご参考になれば幸いです。
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