トラリピ 2023年5月運用実績 +189,922円
トラリピは2022年9月から本格的に運用を開始しています。
2023年5月は約600万円で11通貨ペアを運用し、確定損益は+189,922円となりました。
今月は「AUD/NZD」「EUR/GBP」が大きく利益を伸ばしてくれました。その他にも「AUD/JPY」「NZD/JPY」といった通貨ペアで多くの決済がありました。
その2023年5月トラリピ運用実績の詳細などをご報告したいと思います。
2023年5月の金融政策・為替相場
●FRB、2023年5月2日~3日に開催された5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利の誘導目標水準
4.75~5.00%から5.00~5.25%へ0.25ポイント引き上げ
●ECB、2023年5月4日の理事会で、政策金利を3.50%~3.75%へ0.25ポイント引き上げ
※前回までの3会合連続の0.50%から利上げ幅を縮める
●イングランド銀行、2023年5月10日の金融政策委員会で、政策金利を4.50%に引き上げ
●日銀、植田和男新総裁の初めての2023年4月金融政策決定会合、大規模な金融緩和策の維持を決定
・米長期金利が上昇し日米金利差拡大で月下旬に140円台まで下落、月末139円台で終了、
・対豪ドル、豪州準備銀行が利上げ実施しに下落
- 円の対米ドル下落 ドル円 139円台で終了
- 円の対ユーロ上昇 ユーロ円 149円台で終了
- 円の対豪ドル下落 豪ドル円 90円台で終了
トラリピ 主な通貨ペアの設定
基本はトラリピ公式サイトや先輩ブロガーさんの設定をお手本に、資金に合わせて容認できるリスクの範囲内で設定を行っています。一つの通貨での損失が発生しても、他の通貨の利益でカバーできる可能性があるためリスク分散として複数通貨で取引を行っています。
また、資金が増えたところでトラップ本数を増やしたり、設定を追加するなど通貨ペア設定は随時調整しています。
リスクは少し高めに設定しており、毎日必ず1回は口座の状況をチェックしています。複数通貨の運用で過剰なポジションを取ることも注意が必要ですので証拠金維持率は常に気を付けています。
2023年4月1日現在11の通貨ペアで運用していますが、一般的には推奨されていない通貨ペア(ZAR/JPY、MXN/JPY)も運用しています。あくまで自分で実感するためテスト的に少額で行っています。
設定変更の更新が追い付いていませんが2023年5月現在の主な通貨ペアの設定です。途中追加しながら設定しているので通貨ペアによってはいくつかに分かれています。
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | EUR/GBP | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | ー | ー |
レンジ | 0.82~0.98 | 0.825~0.90 | ー | ー |
トラップ本数 | 34本 | 54本 | ー | ー |
利益値幅 | 10.00 ポンド |
8.00 ポンド |
ー | ー |
決済トレール | なし | なし | ー | ー |
ストップロス | なし | なし | ー | ー |
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | AUD/NZD | |||
注文金額 | 0.3万通貨 | 0.2万通貨 | 0.3万通貨 | 0.2万通貨 |
レンジ | 1.073~1.14 | 1.07~1.14 | 1.023~1.073 | 0.996~1.072 |
トラップ本数 | 25本 | 19本 | 25本 | 20本 |
利益値幅 | 12.00 NZドル |
12.00 NZドル |
12.00 NZドル |
12.00 NZドル |
決済トレール | なし | なし | なし | なし |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
売 | 買 | |
通貨ペア | AUD/JPY | |
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 85.4~100.20 | 70.20~85.37 |
トラップ本数 | 75本 | 75本 |
利益値幅 | 600円 | 800円 |
決済トレール | あり | あり |
ストップロス | なし | なし |
売 | 売 | 買 | |
通貨ペア | NZD/JPY | ||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 70.00~90.00 | 75.50~88.00 | 50.00~70.00 |
トラップ本数 | 51本 | 26本 | 51本 |
利益値幅 | 700円 | 800円 | 700円 |
決済トレール | なし | なし | なし |
ストップロス | なし | なし | なし |
トラリピ 運用実績(2023年5月)
トラリピ運用実績 2023年5月損益
トラリピ マイページの成立カレンダーより
トラリピ運用実績 損益推移(2022年9月~2023年5月)
2022年9月から2023年5月末までの9か月の累計利益は149万円となりました。
トラリピ運用実績 通貨ペア別損益
通貨ペア別の損益推移です。
今月も「AUD/NZD」が引き続き好調で、今まであまり決済がなかった「EUR/GBP」が大きく利益を伸ばしてくれました。
その他にも「AUD/JPY」「NZD/JPY」といった通貨ペアが稼いでくれました。
ユーロの上昇は引き続き注視しています。
トラリピ運用実績 資産推移(2022年9月~2023年5月)
2022年9月からの累計でもうすぐ150万円を突破、月別の収益率も平均で3.3%と好調をキープしています。
今後もトラリピの資産運用を報告していきますのでよろしくお願いします。
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トラリピとは
参考
トラリピとは
トラップリピートイフダンという注文方法の略称で、マネースクエアHDが特許を取得しているFXのシステムです1。 トラリピは、あなたが決めた価格で、自動的に売買をくり返すことで、利益をねらうことができます。
あなたに代わって24時間、システムが利益をねらうことで、普段の暮らしをジャマしないFXの実現を後押しします。
マネースクエアの公式サイトより
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ここがポイント!
トラリピの仕組み
取引通貨ペア、取引単位、初回注文価格、注文間隔、利益確定幅をあらかじめ設定し、設定した価格になると、自動的に売買注文が発生します。
トラップとリピートを繰り返すことで、値動きの上下から利益を得ることができます。
※トラップ 値動きに応じて、注文間隔の幅で繰り返し注文が発生
※リピート 設定した利益確定幅になると、自動的に決済注文が発生
トラリピ メリット・デメリット
メリット
①細かな相場予想がいらない ※FXの基本知識は必要
利益を得られそうな「範囲」を設定すれば相場分析をする必要がなく、自動的に売買が行われるので感情的にもならず、精神的な負担も少なくなる
②時間効率が良い
あらかじめ設定した条件で24時間自動的に売買を行うので、定期的な設定チェックを行うだけで、時間や手間がかからない
③少額投資が可能
1,000通貨から取引することができ、30万円くらいの余剰資金から始めることができる
④レンジ相場に強い
値動きの上下から利益を得ることができるのでレンジ相場に強い
デメリット
①長期間での運用が必要
レンジ相場で細かく売り買いを仕掛け、コツコツと利益を積上げる戦略のため、短期間で大きな利益は狙えない
※運用1~2ヶ月程度で結果が悪いからといって辞めてしまうと利益は出せない
②含み損が出る
基本「相場の下落場面で買い→反転したら利益確定→また下落場面で買い」という戦略のため、一時的には含み損が拡大していく
戦略上は評価損を抱えることは避けられない
③スワップポイント
通貨ペアや取引単位によって異なるが、戦略上は長期間ポジションを保有することが多いので、スワップポイントがマイナスになることがある
④トレンド相場には向かない
一方向に大きく値動きするトレンド相場では、損失が拡大する可能性がありトレンド相場に弱い
トラリピなどのFX自動売買は、忙しい人やFXをやったことがない初心者もトレードできるのが魅力ですが、設定によって利益やリスクが大きく変わります。
この設定を決める際には、メリット・デメリットを正しく理解をすることで、設定に応じたリスクコントロールがしやすくなります。
自分の目標、スタイルや資金などを考慮しながらリスク許容度に合わせて設定を調整することで、24時間・自動的にコツコツと利益を積み上げることができるでしょう。
ココに注意
取り引きを始めるにあたってはトラリピを展開しているマネースクエアのWEBサイトで、仕組みやリスクをしっかり理解してから始めましょう
2023年5月のトラリピ損益報告は以上です。
今後もトラリピの運用実績、設定方法などの情報を発信していきますので、何かのご参考になれば幸いです。
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