トラリピ運用実績 2023年10月 +54,826円
トラリピは2022年9月から本格的に運用を開始しています。
運用を始めた当初は利益が順調に推移していましたが、2023年6月以降は円安基調が続いていて「クロス円」通貨ペアは苦戦中で利益も落ちています。ただFX自動売買の基本は「長期的にコツコツ利益を積み上げる」ですので、相場の急変動などには注視しつつ、長期目線で今後も運用していきたいと思っています。
2023年10月は初旬に起こった日銀の為替介入騒ぎでクロス円が乱高下したことやニュージーランド消費者物価指数(CPI)、オーストラリア消費者物価指数(CPI)の結果などで相場が変動して、オセアニア通貨に関連した通貨ペアを中心に決済がありました。また、メキシコペソは10月に入ってからも対ドル、対円などで下落傾向でしたが10月末にはまた8.4円台まで上昇していて、少額での運用ですが10月は一番多く利益を獲得しています。
一方、日銀の10月金融政策決定会合ではYCCの柔軟化が発表されましたが、想定内の変更にとどまったことで円安は進行しています。
その結果、2023年10月単月の利益は54,826円となりました。
今回はトラリピの2023年10月単月実績と運用開始からの累計実績などをご報告していきたいと思います。
トラリピ 主な通貨ペアの設定内容(2023年10月)
2023年10月1日現在、約620万円の資金で、少額で運用してるペアも含めると11通貨ペアを運用しています。
ココがおすすめ
通貨ペアの設定について、最初はどのように選択・設定してよいか分からないと思いますが、トラリピは実績のある有名ブロガーさんたちなど多くの人が実績や設定を公開しています。情報が豊富なので、初心者でも設定の参考になり、運用しやすいツールだと思います。
私も最初は有名ブロガーさんたちの設定をマネすることから始めました!
最初は先輩ブロガーさん達の設定をお手本に、資金に合わせて容認できるリスクの範囲内で設定を行っていました。
トラリピ運用を続けていくと慣れてきますので、自分で設定の見直しができるようになります。
一つの通貨ペアで損失が発生しても、他の通貨の利益でカバーできる可能性があるため、リスク分散として複数通貨ペアで取引を行っています。
通貨ペアの設定は随時見直しや調整をしています。また、資金が増えたところでトラップ本数を増やしたり、設定を追加しているので通貨ペアによってはいくつかに分かれています。
先月(2023年9月)からトラリピ設定に変更はありません。
EUR/JPY設定(2023年10月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | EUR/JPY | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | - |
レンジ | 140.00~150.80 | 120.00~140.00 | 100.00~120.00 | - |
トラップ本数 | 28本 | 38本 | 38本 | - |
利益値幅 | 800円 | 800円 | 800円 | - |
決済トレール | なし | なし | なし | - |
ストップロス | なし | なし | なし | - |
資金目安 | 90万円 |
EUR/GBP設定(2023年10月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | EUR/GBP | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | - | - |
レンジ | 0.82~0.95 | 0.82~0.92 | - | - |
トラップ本数 | 33本 | 26本 | - | - |
利益金額 | 4.00ポンド | 4.00ポンド | - | - |
決済トレール | なし | なし | - | - |
ストップロス | なし | なし | - | - |
資金目安 | 100万円 |
AUD/JPY設定(2023年10月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | AUD/JPY | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 85.50~97.60 | 85.50~95.00 | 76.00~85.50 | 70.20~85.50 |
トラップ本数 | 75本 | 20本 | 20本 | 75本 |
利益金額 | 400円 | 400円 | 400円 | 400円 |
決済トレール | なし | なし | なし | なし |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
資金目安 | 100万円 |
AUD/USD設定(2023年10月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | AUD/USD | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 0.702~0.85 | 0.702~0.75 | 0.554~0.702 | 0.651~0.702 |
トラップ本数 | 75本 | 20本 | 75本 | 18本 |
利益金額 | 4.00ドル | 4.00ドル | 4.00ドル | 4.00ドル |
決済トレール | なし | なし | なし | なし |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
資金目安 | 120万円 |
AUD/NZD設定(2023年10月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | AUD/NZD | |||
注文金額 | 0.2万通貨 | 0.3万通貨 | 0.2万通貨 | 0.3万通貨 |
レンジ | 1.073~1.153 | 1.073~1.123 | 0.996~1.073 | 1.023~1.073 |
トラップ本数 | 21本 | 25本 | 20本 | 25本 |
利益金額 | 8.00NZドル | 8.00NZドル | 8.00NZドル | 8.00NZドル |
決済トレール | なし | なし | なし | なし |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
資金目安 | 80万円 |
NZD/JPY設定(2023年10月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | NZD/JPY | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | - |
レンジ | 74.75~90.00 | 74.75~82.75 | 59.50~74.75 | - |
トラップ本数 | 39本 | 21本 | 39本 | - |
利益金額 | 400円 | 400円 | 400円 | - |
決済トレール | なし | なし | なし | - |
ストップロス | なし | なし | なし | - |
資金目安 | 90万円 |
NZD/USD設定(2023年10月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | NZD/USD | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | - | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 0.70~0.90 | - | 0.55~0.70 | 0.60~0.70 |
トラップ本数 | 51本 | - | 51本 | 26本 |
利益値幅 | 4.00ドル | - | 4.00ドル | 4.00ドル |
決済トレール | なし | - | なし | なし |
ストップロス | なし | - | なし | なし |
資金目安 | 90万円 |
CAD/JPY設定(2023年10月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | CAD/JPY | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | - | 0.1万通貨 | - |
レンジ | 95.80~108.80 | - | 82.80~95.80 | - |
トラップ本数 | 44本 | - | 44本 | - |
利益値幅 | 700円 | - | 700円 | - |
決済トレール | なし | - | なし | - |
ストップロス | なし | - | なし | - |
資金目安 | 50万円 |
USD/CAD設定(2023年10月1日現在)
売 | 売 | 買 | |
通貨ペア | USD/CAD | ||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 1.208~1.448 | 1.208~1.368 | 0.968~1.208 |
トラップ本数 | 31本 | 21本 | 31本 |
利益値幅 | 8.00CAドル | 8.00CAドル | 8.00CAドル |
決済トレール | なし | なし | なし |
ストップロス | なし | なし | なし |
資金目安 | 85万円 |
MXN/JPY設定(2023年10月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | MXN/JPY | |||
注文金額 | - | - | 1.0万通貨 | - |
レンジ | - | - | 8.00~9.00 | - |
トラップ本数 | - | - | 34本 | - |
利益値幅 | - | - | 500円 | - |
決済トレール | - | - | なし | - |
ストップロス | - | - | なし | - |
資金目安 | 30万円 |
設定の注意点
リスクは少し高めに設定しているため、毎日1回は口座状況をチェックしています。 複数通貨の運用で過剰なポジションを取ることも注意が必要です。
2023年10月1日現在、11通貨ペアで運用しています。トラリピでは一般的には推奨されていない通貨ペア(ZAR/JPY、MXN/JPY)も少額でテスト的に運用しています。
トラリピを本格的に運用して1年が経過しました。現状は少額運用している通貨も含めると11通貨ペアで運用してきましたが、今までの運用結果を踏まえて、今後はもう少し通貨ペアを絞り、設定も見直していく予定です。
トラリピ 通貨ペア設定について 詳しくはコチラ
ココに注意
取り引きを始めるにあたってはトラリピを展開しているマネースクエアのWEBサイトで、仕組みやリスクをしっかり理解してから始めましょう。
トラリピ運用実績(2023年10月)
2023年10月は、初旬に起こった為替介入騒ぎでクロス円が乱高下したことや25日発表のオーストラリア消費者物価指数(CPI)結果と、その後の豪中銀(RBA)総裁コメントなどで相場が変動して「豪ドル/円」「豪ドル/米ドル」などで多くの決済がありました。また、17日発表のニュージーランド消費者物価指数(CPI)結果から追加利上げの可能性が後退し、対豪ドルでも下落したため「豪ドル/NZドル」でも決済がありました。
メキシコペソは10月に入ってからも対ドル、対円などで下落傾向にありましたが、「メキシコペソ/円」は10月末にまた8.4円台まで上昇していて、少額での運用ですが10月は一番多く利益を獲得しています。2023年7月以降は8.1円台から8.7円台付近のレンジで推移していて、現状はトラリピ向きの相場となっています。
その結果、2023年10月単月の利益は54,826円となりました。
円安基調が続く
一方、今月も円安傾向は続いています。日銀の10月金融政策決定会合ではYCCの柔軟化が発表され、長期金利が1%をある程度上回ることを容認するとしましたが、想定内の変更にとどまったことで円安は進行していて「ユーロ/円」では約15年ぶりの安値水準となる160円台を付けました。
トラリピ設定でも「ユーロ/円」「カナダドル/円」など複数のクロス円ではレンジアウトしていて、ポジションも長期保有しているため評価損・マイナススワップが拡大していますが、現状は追加も損切りもしないで基本的には「戻ってくるのを待つ」方針です。
トラリピ運用実績 2023年10月単月損益
トラリピ マイページの成立カレンダーより
トラリピ運用実績 損益推移
トラリピ 月別・通貨ペア別の損益推移状況
トラリピは2022年9月から本格的に運用を開始しています。
2023年10月までの取引累計では1,913,925円の利益を得ることができました。
一方、円安進行で評価損も拡大していて2023年10月末現在-3,200,954円(内-576,997円がスワップポイント)となっています。
トラリピ運用実績 通貨ペア別損益
トラリピ 通貨ペア別の損益推移グラフ
2023年10月はオセアニア関連の通貨ペアと「メキシコペソ/円」で多くの決済がありました。その他のクロス円は引き続き不調です。
トラリピ運用実績 資産推移
2022年9月に約430万円の資金から運用を始めたトラリピですが、2023年10月末の残高は約630万円まで増加しています。
※売買損益の残高への反映にはタイムラグがあります
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トラリピとは
参考
トラリピとは
トラップリピートイフダンという注文方法の略称で、マネースクエアHDが特許を取得しているFXのシステムです。 トラリピは、あなたが決めた価格で、自動的に売買をくり返すことで、利益をねらうことができます。
あなたに代わって24時間、システムが利益をねらうことで、普段の暮らしをジャマしないFXの実現を後押しします。
マネースクエアの公式サイトより
マネースクエアの公式動画です 90秒でイメージをつかむ動画
ここがポイント!
トラリピの仕組み
取引通貨ペア、取引単位、初回注文価格、注文間隔、利益確定幅をあらかじめ設定し、設定した価格になると、自動的に売買注文が発生します。
トラップとリピートを繰り返すことで、値動きの上下から利益を得ることができます。
※トラップ 値動きに応じて、注文間隔の幅で繰り返し注文が発生
※リピート 設定した利益確定幅になると、自動的に決済注文が発生
トラリピ メリット・デメリット
メリット
①細かな相場予想がいらない ※FXの基本知識は必要
利益を得られそうな「範囲」を設定すれば相場分析をする必要がなく、自動的に売買が行われるので感情的にもならず、精神的な負担も少なくなる
②時間効率が良い
あらかじめ設定した条件で24時間自動的に売買を行うので、定期的な設定チェックを行うだけで、時間や手間がかからない
③少額投資が可能
1,000通貨から取引することができ、30万円くらいの余剰資金から始めることができる
④レンジ相場に強い
値動きの上下から利益を得ることができるのでレンジ相場に強い
デメリット
①長期間での運用が必要
レンジ相場で細かく売り買いを仕掛け、コツコツと利益を積上げる戦略のため、短期間で大きな利益は狙えない
※運用1~2ヶ月程度で結果が悪いからといって辞めてしまうと利益は出せない
②含み損が出る
基本「相場の下落場面で買い→反転したら利益確定→また下落場面で買い」という戦略のため、一時的には含み損が拡大していく
戦略上は評価損を抱えることは避けられない
③スワップポイント
通貨ペアや取引単位によって異なるが、戦略上は長期間ポジションを保有することが多いので、スワップポイントがマイナスになることがある
④トレンド相場には向かない
一方向に大きく値動きするトレンド相場では、損失が拡大する可能性がありトレンド相場に弱い
トラリピなどのFX自動売買は、忙しい人やFXをやったことがない初心者もトレードできるのが魅力ですが、設定によって利益やリスクが大きく変わります。
この設定を決める際には、メリット・デメリットを正しく理解をすることで、設定に応じたリスクコントロールがしやすくなります。
自分の目標、スタイルや資金などを考慮しながらリスク許容度に合わせて設定を調整することで、24時間・自動的にコツコツと利益を積み上げることができるでしょう。
2023年10月のトラリピ損益報告は以上です。
今後も実際のトラリピ運用実績、設定方法などの役に立ちそうな情報を発信していきますので、何かのご参考になれば幸いです。
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