トラリピ 2023年6月実績 +104,230円
トラリピは2022年9月から本格的に運用を開始しています。
2023年6月は約600万円の資金で、少額で運用してるペアも含めると11通貨ペアを運用しています。
今月は大きな動きもなく決済も少なめでした。円安の流れも続いているため、クロス円では設定レンジを超えているものもあります。
6月後半は特に決済が少なく、最終週(2023年6月26日から6月30日)も利益は7,441円と少なめで7月もこの流れは続きそうだなと考えています。
それでも月の前半に「AUD/USD」「EUR/GBP」「USD/CAD」などクロス円以外の通貨が利益を得たことで確定損益は+104,230円となり、月次で10万円を超えることができました。
早いもので今年も半分が経過しましたが、2023年1月から6月の半年間では順調に利益を獲得していて、上半期累計は997,994円となりました。
それでは2023年6月のトラリピ運用実績などをご報告していきたいと思います。
2023年6月の金融政策・為替相場
●FRB、2023年6月13日~14日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利の誘導目標水準
5.00~5.25%で維持、据え置きは11会合ぶり
●ECB、2023年6月15日の理事会で、政策金利を4.00%~4.25%へ0.25ポイント引き上げ
※8会合連続の利上げ、7月の利上げも示唆
●イングランド銀行、2023年6月22日の金融政策委員会で、政策金利を5.00%へ0.5ポイントに引き上げ
※13会合連続の利上げ、利上げ幅も3会合ぶりに0.5ポイントに引き上げ
●日銀、2023年6月15~16日の金融政策決定会合、長短金利操作などの金融政策の維持を決定
・その他6月上旬に豪州、カナダが利上げ実施、下旬にスイスが追加利上げ実施、日銀は改めて金融緩和の継続により金融政策格差から円安傾向は継続している
・6月はユーロ円で一時2008年9月以来の高値158 円まで上昇、ポンド円で一時2015 年12 月以来となる高値 183.76をつけ、豪ドル円でも一時昨年 9 月以来の高値 97 円台後半まで上昇するなどした。
- 円の対米ドル下落 ドル円 144円台で終了
- 円の対ユーロ下落 ユーロ円 157円台で終了
- 円の対豪ドル下落 豪ドル円 96円台で終了
トラリピ 主な通貨ペアの設定
最初はトラリピ公式サイトや先輩ブロガーさんの設定をお手本に、資金に合わせて容認できるリスクの範囲内で設定を行っていました。トラリピ運用を続けていくと設定方法も慣れてきますので、自分で設定の見直しができるようになります。
一つの通貨ペアへの集中投下はリスクを伴います。一つの通貨で損失が発生しても、他の通貨の利益でカバーできる可能性があるためリスク分散として複数通貨で取引を行っています。
また、資金が増えたところでトラップ本数を増やしたり、設定を追加するなど通貨ペア設定は随時調整しています。
リスクは少し高めに設定しており、毎日必ず1回は口座の状況をチェックしています。複数通貨の運用で過剰なポジションを取ることも注意が必要ですので証拠金維持率は常に気を付けています。
2023年6月1日現在11の通貨ペアで運用していますが、一般的には推奨されていない通貨ペア(ZAR/JPY、MXN/JPY)も運用しています。あくまで自分で実感するためテスト的に少額で行っています。
クロス円は円安が続いているので、6月に入ってからは下記設定について「まだポジションになっていトラリピ設定の取り消し」や「ポジションの一部を手動で決済する」などの調整をしています。
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | EUR/JPY | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | - |
レンジ | 140.00~150.80 | 120.00~140.00 | 100.00~120.00 | - |
トラップ本数 | 28本 | 38本 | 38本 | - |
利益値幅 | 800円 | 800円 | 800円 | - |
決済トレール | あり | あり | あり | - |
ストップロス | なし | なし | なし | - |
資金目安 | 90万円 |
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | EUR/GBP | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | - | - |
レンジ | 0.82~0.95 | 0.82~0.92 | - | - |
トラップ本数 | 33本 | 26本 | - | - |
利益値幅 | 8.00ポンド | 8.00ポンド | - | - |
決済トレール | なし | なし | - | - |
ストップロス | なし | なし | - | - |
資金目安 | 100万円 |
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | AUD/JPY | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 85.40~100.20 | 85.50~95.00 | 76.00~85.50 | 72.00~85.37 |
トラップ本数 | 75本 | 20本 | 20本 | 75本 |
利益値幅 | 600円 | 500円 | 500円 | 800円 |
決済トレール | あり | あり | あり | あり |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
資金目安 | 100万円 |
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | AUD/USD | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 0.702~0.85 | 0.702~0.75 | 0.554~0.702 | 0.651~0.702 |
トラップ本数 | 75本 | 20本 | 75本 | 18本 |
利益値幅 | 6.00ドル | 6.00ドル | 6.00ドル | 6.00ドル |
決済トレール | あり | あり | あり | あり |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
資金目安 | 120万円 |
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | AUD/NZD | |||
注文金額 | 0.2万通貨 | 0.3万通貨 | 0.2万通貨 | 0.3万通貨 |
レンジ | 1.073~1.153 | 1.073~1.14 | 0.996~1.073 | 1.023~1.073 |
トラップ本数 | 21本 | 25本 | 20本 | 25本 |
利益値幅 | 12.00 NZドル |
12.00 NZドル |
12.00 NZドル |
12.00 NZドル |
決済トレール | なし | なし | なし | なし |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
資金目安 | 80万円 |
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | NZD/JPY | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | - |
レンジ | 70.00~90.00 | 76.00~90.00 | 50.00~70.00 | - |
トラップ本数 | 51本 | 21本 | 51本 | - |
利益値幅 | 700円 | 700円 | 700円 | - |
決済トレール | なし | なし | なし | - |
ストップロス | なし | なし | なし | - |
資金目安 | 90万円 |
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | NZD/USD | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | - | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 0.70~0.90 | - | 0.57~0.70 | 0.60~0.70 |
トラップ本数 | 51本 | - | 51本 | 26本 |
利益値幅 | 4.00ドル | - | 4.00ドル | 4.00ドル |
決済トレール | あり | - | あり | あり |
ストップロス | なし | - | なし | なし |
資金目安 | 90万円 |
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | CAD/JPY | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 95.80~119.80 | 95.80~111.30 | 80.30~95.80 | 70.80~95.80 |
トラップ本数 | 31本 | 32本 | 32本 | 37本 |
利益値幅 | 700円 | 700円 | 700円 | 700円 |
決済トレール | なし | なし | なし | なし |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
資金目安 | 90万円 |
売 | 売 | 買 | |
通貨ペア | USD/CAD | ||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 1.208~1.448 | 1.264~1.400 | 0.968~1.208 |
トラップ本数 | 31本 | 18本 | 31本 |
利益値幅 | 8.00CAドル | 8.00CAドル | 8.00CAドル |
決済トレール | なし | なし | なし |
ストップロス | なし | なし | なし |
資金目安 | 100万円 |
通貨ペア設定について 詳しくはコチラ
トラリピ 利益値幅(利益金額)、ATRについて 詳しくはコチラ
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トラリピ 運用実績(2023年6月)
今月は円安の流れが続いているため、クロス円では設定レンジを超えているものもあり決済は少なめでした。
6月後半は特に決済が少なく、最終週(2023年6月26日から6月30日)も利益は7,441円と少なめでしたが、月の前半には「AUD/USD」「EUR/GBP」「USD/CAD」などクロス円以外の通貨で決済があり6月累計の確定損益は+104,230円となり、月次で10万円を超えることができました。
トラリピ運用実績 2023年6月損益
トラリピ マイページの成立カレンダーより
トラリピ運用実績 損益推移(2022年9月~2023年6月)
運用開始の2022年9月から2023年6月末までの累計利益で160万円となりました。
一方で円安の影響により評価損・マイナススワップも拡大中です。
為替相場については、欧米が引き続き金融引き締めの政策を行い、日本は大規模金融緩和政策の継続姿勢のため円全面安の状態です。
現状は円安の流れに大きな変化はありません、クロス円で今後も円安は続くとことが考えられます。評価損拡大を止めたいので現状では引き続き以下の対策をしています。
①まだポジションになっていトラリピ設定を取り消す
②ポジションの一部を手動で決済
円が全面安でマイナススワップと評価損も増加中ですので、引き続き注視していきたいと思います。
トラリピ運用実績 通貨ペア別損益
通貨ペア別の損益推移です。
今月は円安の影響でクロス円はほとんど決済ナシでした、それ以外の「AUD/USD」「USD/CAD」「EUR/GBP」「AUD/NZD」といった通貨ペアで月の前半に決済があり、なんとか10万円を超えることができました。
クロス円は円安が続いているので、6月は「ポジションの一部を手動で決済する」などの調整をしています。
トラリピ運用実績 資産推移(2022年9月~2023年6月)
運用開始した2022年9月からの累計では150万円を突破して160万円となりました。
今月は少し控えめな結果でしたが月別の収益率は平均で3.2%と好調をキープしています。
今後もトラリピの資産運用を報告していきますのでよろしくお願いします。
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トラリピ 口座開設方法を詳しく書いています ご参考にどうぞ
トラリピとは
参考
トラリピとは
トラップリピートイフダンという注文方法の略称で、マネースクエアHDが特許を取得しているFXのシステムです1。 トラリピは、あなたが決めた価格で、自動的に売買をくり返すことで、利益をねらうことができます。
あなたに代わって24時間、システムが利益をねらうことで、普段の暮らしをジャマしないFXの実現を後押しします。
マネースクエアの公式サイトより
マネースクエアの公式動画です 90秒でイメージをつかむ動画
ここがポイント!
トラリピの仕組み
取引通貨ペア、取引単位、初回注文価格、注文間隔、利益確定幅をあらかじめ設定し、設定した価格になると、自動的に売買注文が発生します。
トラップとリピートを繰り返すことで、値動きの上下から利益を得ることができます。
※トラップ 値動きに応じて、注文間隔の幅で繰り返し注文が発生
※リピート 設定した利益確定幅になると、自動的に決済注文が発生
トラリピ メリット・デメリット
メリット
①細かな相場予想がいらない ※FXの基本知識は必要
利益を得られそうな「範囲」を設定すれば相場分析をする必要がなく、自動的に売買が行われるので感情的にもならず、精神的な負担も少なくなる
②時間効率が良い
あらかじめ設定した条件で24時間自動的に売買を行うので、定期的な設定チェックを行うだけで、時間や手間がかからない
③少額投資が可能
1,000通貨から取引することができ、30万円くらいの余剰資金から始めることができる
④レンジ相場に強い
値動きの上下から利益を得ることができるのでレンジ相場に強い
デメリット
①長期間での運用が必要
レンジ相場で細かく売り買いを仕掛け、コツコツと利益を積上げる戦略のため、短期間で大きな利益は狙えない
※運用1~2ヶ月程度で結果が悪いからといって辞めてしまうと利益は出せない
②含み損が出る
基本「相場の下落場面で買い→反転したら利益確定→また下落場面で買い」という戦略のため、一時的には含み損が拡大していく
戦略上は評価損を抱えることは避けられない
③スワップポイント
通貨ペアや取引単位によって異なるが、戦略上は長期間ポジションを保有することが多いので、スワップポイントがマイナスになることがある
④トレンド相場には向かない
一方向に大きく値動きするトレンド相場では、損失が拡大する可能性がありトレンド相場に弱い
トラリピなどのFX自動売買は、忙しい人やFXをやったことがない初心者もトレードできるのが魅力ですが、設定によって利益やリスクが大きく変わります。
この設定を決める際には、メリット・デメリットを正しく理解をすることで、設定に応じたリスクコントロールがしやすくなります。
自分の目標、スタイルや資金などを考慮しながらリスク許容度に合わせて設定を調整することで、24時間・自動的にコツコツと利益を積み上げることができるでしょう。
2023年6月のトラリピ運用実績報告は以上です。
今後も実際のトラリピ運用実績、設定方法などの役に立ちそうな情報を発信していきますので、何かのご参考になれば幸いです。
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