2023年9月18日週 トラリピ運用実績 +11,675円
トラリピは2022年9月から本格的に運用を開始してから1年が経過しました。
運用を始めた当初は利益が順調に推移していましたが、2023年6月以降は円安基調が続いていて「クロス円」は苦戦中で利益も落ちています。ただFX自動売買の基本は「長期的にコツコツ利益を積み上げる」ですので、相場の急変動などには注視しつつ、長期目線で今後も運用していきたいと思っています。
2022年9月から2023年8月末までの一年間の取引累計では1,807,436円の利益となり、運用期間全体を通して見ると良い結果を残すことができました。
2023年9月18日から9月22日週も、運用している主要な通貨ペアで大きな値動きはありませんでしたが、先週、一部の通貨ペアについては「値幅設定」をメンテナンスし、利益値幅(金額)を相場の動きに合わせて狭くしたことで、決済の成立は少し増えました。その結果、週次運用実績は11,675円の利益となりました。
この2023年9月18日週のトラリピ運用実績、通貨ペア設定などをご報告していきたいと思います。
トラリピ 通貨ペア設定について
2023年9月1日現在、約620万円の資金で、少額で運用してるペアも含めると11通貨ペアを運用しています。
ココがおすすめ
通貨ペアの設定について、最初はどのように選択・設定してよいか分からないと思いますが、トラリピは実績のある有名ブロガーさんたちなど多くの人が実績や設定を公開しています。情報が豊富なので、初心者でも設定の参考になり、運用しやすいツールだと思います。
私も最初は有名ブロガーさんたちの設定をマネすることから始めました!
設定について、最初は先輩ブロガーさん達の設定をお手本に、資金に合わせて容認できるリスクの範囲内で設定を行っていました。
トラリピ運用を続けていくと慣れてきますので、その先は自分で設定の見直しができるようになります。
一つの通貨ペアで損失が発生しても、他の通貨の利益でカバーできる可能性があるため、リスク分散として複数通貨ペアで取引を行っています。
通貨ペアの設定は随時見直しや調整をしています。また、資金が増えたところでトラップ本数を増やしたり、設定を追加しているので通貨ペアによってはいくつかに分かれています。
決済トレール設定
ココがポイント
トラリピの「決済トレール」は、トラリピにおける利益の拡大をねらう機能の名称です。
ある一定のルールに従って、決済価格が相場を追いかけることで、相場がトレンド方向に動いている場合に利益の拡大を狙うことができます。
通常は、相場が利益確定の指値価格に到達すると決済されますが、「決済トレール」を設定すると、指値価格に到達しても、利益確定の指値価格が相場を追いかけるように動きます。
ただし、決済トレールを設定したトラリピは、通常のトラリピと比べて「レートが0.20円※余計に上がらないと(もしくは、下がらないと) 利益を取り損ねる 」というデメリットがあります。そのため、決済トレールを設定しないトラリピよりも、結果として収益性が悪化するケースもあります。
※南アフリカランド/円・トルコリラ/円の場合は0.10円、メキシコペソ/円の場合は0.05円、対米ドル等通貨の場合は0.0020ドル、対英ポンド通貨の場合は0.0020ポンドになります。
マネースクエア公式動画 動画でよくわかる「決済トレール®の仕組み」(5分10秒)
私のトラリピ設定では当初ボラティリティが高かった通貨ペア「ユーロ/円」「豪ドル/円」「豪ドル/米ドル」「NZドル/米ドル」については、「決済トレール」設定を「あり」にして、つけっぱなしにしていました。
それらの通貨も直近は値動きが少ないため、今週末から「決済トレール」の設定を一時的に「なし」に変更しています。
EUR/JPY設定(2023年9月22日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | EUR/JPY | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | - |
レンジ | 140.00~150.80 | 120.00~140.00 | 100.00~120.00 | - |
トラップ本数 | 28本 | 38本 | 38本 | - |
利益値幅 | 800円 | 800円 | 800円 | - |
決済トレール | あり ➤なし |
あり ➤なし |
あり ➤なし |
- |
ストップロス | なし | なし | なし | - |
資金目安 | 90万円 |
AUD/JPY設定(2023年9月22日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | AUD/JPY | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 85.50~97.60 | 85.50~95.00 | 76.00~85.50 | 70.20~85.50 |
トラップ本数 | 75本 | 20本 | 20本 | 75本 |
利益金額 | 400円 | 400円 | 400円 | 400円 |
決済トレール | あり ➤なし |
あり ➤なし |
あり ➤なし |
あり ➤なし |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
資金目安 | 100万円 |
AUD/USD設定(2023年9月22日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | AUD/USD | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 0.702~0.85 | 0.702~0.75 | 0.554~0.702 | 0.651~0.702 |
トラップ本数 | 75本 | 20本 | 75本 | 18本 |
利益金額 | 4.00ドル | 4.00ドル | 4.00ドル | 4.00ドル |
決済トレール | あり ➤なし |
あり ➤なし |
あり ➤なし |
あり ➤なし |
ストップロス | なし | なし | なし | なし |
資金目安 | 120万円 |
NZD/USD設定(2023年9月22日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | NZD/USD | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | - | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 |
レンジ | 0.70~0.90 | - | 0.55~0.70 | 0.60~0.70 |
トラップ本数 | 51本 | - | 51本 | 26本 |
利益値幅 | 4.00ドル | - | 4.00ドル | 4.00ドル |
決済トレール | あり ➤なし |
- | あり ➤なし |
あり ➤なし |
ストップロス | なし | - | なし | なし |
資金目安 | 90万円 |
トラリピ設定 「決済トレール設定」の変更方法
決済トレール「設定する(ON)、しない(OFF)」は、「トラリピ管理表」からいつでも切り替えることができ、切り替え方法もとても簡単です。
実際のトラリピ画面で「しない(OFF)」に切り替える場合をご紹介します。
①トラリピ管理表をクリック
②変更したいトラリピ注文の【変更/取消】をクリック
③「決済トレール解除」をクリック
※設定する(ON)の場合には「決済トレール設定」となっています
④決済トレールが「設定あり → 設定なし」になっていることを確認して
【変更実行】をクリック
⑤これで変更完了です!
2023年9月の通貨ペア設定について 詳しくはコチラ
トラリピ 利益値幅(利益金額)、ATRについて 詳しくはコチラ
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トラリピ 週次運用実績
トラリピ 通貨ペア別の週次取引損益
2023年9月18日から9月22日週も、運用している主要な通貨ペアで大きな値動きはありませんでしたが、先週、一部の通貨ペアについては「値幅設定」をメンテナンスし、利益値幅(金額)を相場の動きに合わせて狭くしたことで、複数の通貨ペアで決済が少し増えました。その結果、週次運用実績は11,675円の利益となりました。
今週は米FOMC、BOEなどの主要中銀の金融政策発表がありました。日銀の発表もあり少し期待はありましたが、22日の金融政策決定会合では金融緩和策の現状維持ということで、円安傾向はまだ続きそうな状況です。
トラリピでは特に「ユーロ/円」「カナダドル/円」のクロス円の通貨ペアが、円安の影響で評価損・マイナススワップが拡大していて苦しい状況が続いています。
トラリピ 通貨ペア別 週次取引損益の累計
2023年9月第4週目までの累計は 28,213円となっています。
トラリピ マイページの成立カレンダーより
ココに注意
取り引きを始めるにあたってはトラリピを展開しているマネースクエアのWEBサイトで、仕組みやリスクをしっかり理解してから始めましょう。
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トラリピ 口座開設方法を詳しく書いています ご参考にどうぞ
トラリピとは
参考
トラリピとは
トラップリピートイフダンという注文方法の略称で、マネースクエアHDが特許を取得しているFXのシステムです。 トラリピは、あなたが決めた価格で、自動的に売買をくり返すことで、利益をねらうことができます。
あなたに代わって24時間、システムが利益をねらうことで、普段の暮らしをジャマしないFXの実現を後押しします。
マネースクエアの公式サイトより
マネースクエアの公式動画です 90秒でイメージをつかむ動画
ここがポイント!
トラリピの仕組み
取引通貨ペア、取引単位、初回注文価格、注文間隔、利益確定幅をあらかじめ設定し、設定した価格になると、自動的に売買注文が発生します。
トラップとリピートを繰り返すことで、値動きの上下から利益を得ることができます。
※トラップ 値動きに応じて、注文間隔の幅で繰り返し注文が発生
※リピート 設定した利益確定幅になると、自動的に決済注文が発生
トラリピ メリット・デメリット
メリット
①細かな相場予想がいらない ※FXの基本知識は必要
利益を得られそうな「範囲」を設定すれば相場分析をする必要がなく、自動的に売買が行われるので感情的にもならず、精神的な負担も少なくなる
②時間効率が良い
あらかじめ設定した条件で24時間自動的に売買を行うので、定期的な設定チェックを行うだけで、時間や手間がかからない
③少額投資が可能
1,000通貨から取引することができ、30万円くらいの余剰資金から始めることができる
④レンジ相場に強い
値動きの上下から利益を得ることができるのでレンジ相場に強い
デメリット
①長期間での運用が必要
レンジ相場で細かく売り買いを仕掛け、コツコツと利益を積上げる戦略のため、短期間で大きな利益は狙えない
※運用1~2ヶ月程度で結果が悪いからといって辞めてしまうと利益は出せない
②含み損が出る
基本「相場の下落場面で買い→反転したら利益確定→また下落場面で買い」という戦略のため、一時的には含み損が拡大していく
戦略上は評価損を抱えることは避けられない
③スワップポイント
通貨ペアや取引単位によって異なるが、戦略上は長期間ポジションを保有することが多いので、スワップポイントがマイナスになることがある
④トレンド相場には向かない
一方向に大きく値動きするトレンド相場では、損失が拡大する可能性がありトレンド相場に弱い
トラリピなどのFX自動売買は、忙しい人やFXをやったことがない初心者もトレードできるのが魅力ですが、設定によって利益やリスクが大きく変わります。
この設定を決める際には、メリット・デメリットを正しく理解をすることで、設定に応じたリスクコントロールがしやすくなります。
自分の目標、スタイルや資金などを考慮しながらリスク許容度に合わせて設定を調整することで、24時間・自動的にコツコツと利益を積み上げることができるでしょう。
2023年9月18日週のトラリピ損益報告は以上です。
今後も実際のトラリピ運用実績、設定方法などの役に立ちそうな情報を発信していきますので、何かのご参考になれば幸いです。
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