2023年7月17日週 トラリピ運用実績 +10,350円
トラリピは2022年9月から運用を開始して以来、順調に推移していて2023年6月末までの累計利益は1,603,607円となっています。
2023年7月17日から7月21日の週は、先週から一転して大きな動きはなく、運用実績は10,350円となりました。
円安基調は続いています。運用している「ユーロ/円」「NZドル/円」「カナダドル/円」は想定レンジから外れている状況で、機会損失とも考えられますが、評価損やマイナススワップ拡大中ですので、あまり深追いはせずレートが戻ってくるまでもう少し待つ方針です。
それでは2023年7月17日週のトラリピ運用実績などをご報告していきたいと思います。
トラリピ 主な通貨ペア設定
ココがおすすめ
通貨ペアの設定について、最初はどのように選択・設定してよいか分からないと思いますが、トラリピは実績のある有名ブロガーさんが運用実績や通貨ペア設定を公開しています。情報が豊富なので、初心者でも設定の参考になり、運用しやすいツールだと思います。
私も最初の設定は有名ブロガーさんたちのマネをすることから始めています。
2023年7月現在、約600万円の資金で、少額で運用してるペアも含めると11通貨ペアを運用しています。
最初はトラリピ公式サイトや先輩ブロガーさんの設定をお手本に、資金に合わせて容認できるリスクの範囲内で設定を行っていました。トラリピ運用を続けていくと設定方法も慣れてきますので、自分で設定の見直しができるようになります。
一つの通貨ペアへの集中投下はリスクを伴います。一つの通貨で損失が発生しても、他の通貨の利益でカバーできる可能性があるためリスク分散として複数通貨で取引を行っています。
また、資金が増えたところでトラップ本数を増やしたり、設定を追加するなど通貨ペア設定は随時調整しています。
リスクは少し高めに設定しており、毎日必ず1回は口座の状況をチェックしています。複数通貨の運用で過剰なポジションを取ることも注意が必要ですので証拠金維持率は常に気を付けています。
2023年7月1日現在11の通貨ペアで運用していますが、一般的には推奨されていない通貨ペア(ZAR/JPY、MXN/JPY)も運用しています。あくまで自分で実感するためテスト的に少額で行っています。
今週は動きがなく低調でした。その要因の一つに円安がありますが、その中でも円に対して高騰している「ユーロ/円」通貨ペアの設定についてご紹介します。
「ユーロ/円」通貨ペアの確定損益は運用を開始した2022年9月からの累計で141,352円の利益を得ていますが、円安に振れ始めた2023年5月からは不調でマイナススワップ拡大中の塩漬け状態に陥っています、、、
EUR/JPY設定(2023年7月1日現在)
売 | 売 | 買 | 買 | |
通貨ペア | EUR/JPY | |||
注文金額 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | 0.1万通貨 | - |
レンジ | 140.00~150.80 | 120.00~140.00 | 100.00~120.00 | - |
トラップ本数 | 28本 | 38本 | 38本 | - |
利益値幅 | 800円 | 800円 | 800円 | - |
決済トレール | あり | あり | あり | - |
ストップロス | なし | なし | なし | - |
資金目安 | 90万円 |
運用を開始した2023年9月当初は過去10年のチャートを参考にして、ハーフ&ハーフ設定(レンジの中心値を決めて、上半分に売り注文、下半分に買い注文を入れる設定方法)で120.00を中心に、買い(100.00~120.00)と売り(120.00~140.00)で設定していました。
円に対してユーロ高になっていたので2023年に入ってから売り(140.00~150.80)を追加しました。
その後もユーロの高騰が止まらず、2023年6月に入って150円を突破しレンジを外れましたが、深追いはせず戻ってくるのを待つことにしました。
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トラリピ 週次運用実績
トラリピ 通貨ペア別の週次取引損益
2023年7月17日から7月21日の週は、先週から一転して大きな動きはなく、運用実績は10,350円となりました。
円安基調は続いていて、週末には「ユーロ/円」では一時158円台まで上昇するなど円が全面安となっていました。私が運用している「ユーロ/円」「NZドル/円」「カナダドル/円」は想定レンジから外れてしまい苦戦中です。
来週はFOMC・ECB理事会・日銀金融政策決定会合と3通貨のイベントが並んでいますが、日銀は現状維持の見通しが広がっていて、まだまだ円安基調が続きそうです。
トラリピ 通貨ペア別 週次取引損益の累計
2023年7月第3週目までの累計は 82,217円となっています。
トラリピ マイページの成立カレンダーより
ココに注意
取り引きを始めるにあたってはトラリピを展開しているマネースクエアのWEBサイトで、仕組みやリスクをしっかり理解してから始めましょう。
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トラリピとは
参考
トラリピとは
トラップリピートイフダンという注文方法の略称で、マネースクエアHDが特許を取得しているFXのシステムです。 トラリピは、あなたが決めた価格で、自動的に売買をくり返すことで、利益をねらうことができます。
あなたに代わって24時間、システムが利益をねらうことで、普段の暮らしをジャマしないFXの実現を後押しします。
マネースクエアの公式サイトより
マネースクエアの公式動画です 90秒でイメージをつかむ動画
ここがポイント!
トラリピの仕組み
取引通貨ペア、取引単位、初回注文価格、注文間隔、利益確定幅をあらかじめ設定し、設定した価格になると、自動的に売買注文が発生します。
トラップとリピートを繰り返すことで、値動きの上下から利益を得ることができます。
※トラップ 値動きに応じて、注文間隔の幅で繰り返し注文が発生
※リピート 設定した利益確定幅になると、自動的に決済注文が発生
マネースクエア公式サイト トラリピって何?
トラリピ メリット・デメリット
メリット
①細かな相場予想がいらない ※FXの基本知識は必要
利益を得られそうな「範囲」を設定すれば相場分析をする必要がなく、自動的に売買が行われるので感情的にもならず、精神的な負担も少なくなる
②時間効率が良い
あらかじめ設定した条件で24時間自動的に売買を行うので、定期的な設定チェックを行うだけで、時間や手間がかからない
③少額投資が可能
1,000通貨から取引することができ、30万円くらいの余剰資金から始めることができる
④レンジ相場に強い
値動きの上下から利益を得ることができるのでレンジ相場に強い
デメリット
①長期間での運用が必要
レンジ相場で細かく売り買いを仕掛け、コツコツと利益を積上げる戦略のため、短期間で大きな利益は狙えない
※運用1~2ヶ月程度で結果が悪いからといって辞めてしまうと利益は出せない
②含み損が出る
基本「相場の下落場面で買い→反転したら利益確定→また下落場面で買い」という戦略のため、一時的には含み損が拡大していく
戦略上は評価損を抱えることは避けられない
③スワップポイント
通貨ペアや取引単位によって異なるが、戦略上は長期間ポジションを保有することが多いので、スワップポイントがマイナスになることがある
④トレンド相場には向かない
一方向に大きく値動きするトレンド相場では、損失が拡大する可能性がありトレンド相場に弱い
トラリピなどのFX自動売買は、忙しい人やFXをやったことがない初心者もトレードできるのが魅力ですが、設定によって利益やリスクが大きく変わります。
この設定を決める際には、メリット・デメリットを正しく理解をすることで、設定に応じたリスクコントロールがしやすくなります。
自分の目標、スタイルや資金などを考慮しながらリスク許容度に合わせて設定を調整することで、24時間・自動的にコツコツと利益を積み上げることができるでしょう。
2023年7月17日週のトラリピ損益報告は以上です。
今後も実際のトラリピ運用実績、設定方法などの役に立ちそうな情報を発信していきますので、何かのご参考になれば幸いです。
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