ループイフダン これまでの運用実績
ループイフダンは2023月1月に資金50万円で運用を開始して一年が経過しました。
2023年はスワップ益も狙える「メキシコペソ/円」「米ドル/スイスフラン」や自動売買向きの「豪ドル/NZドル」といった通貨ペアをメインに運用を行いました。そのため円安の影響もあまり受けずに落ち着いて運用ができ、2023年の年間運用実績は256,313円の利益、月換算の収益率も平均3.5%となり良い結果を残すことができました。
今のところ順調に推移していますが、利益を獲得するためには「通貨ペア」の選択や設定が重要になってきます。
ループイフダン設定 通貨ペアの設定方法
ループイフダンの設定手順はとてもシンプルで、下記4つの手順で簡単に始められます。
①売買システム注文画面 「通貨ペア」選択 → 「値幅」選択
②損切り設定 「損切りあり」か「損切りなし」選択
③取引数量 1=1,000通貨 ※メキシコペソ、南アランド 1=10,000通貨
④最大ポジション数 「最大ポジション数」設定
ただし、実際に設定するにあたっては、どの通貨ペアを選択したら良いのか、値幅はいくらが良いのかなど迷うことも多いと思います。また、最初のころはよく理解せずに設定をしてしまい損切りされてしまったミスもありましたので、今回はループイフダンで実際に運用している通貨ペアと設定方法についてご紹介したいと思います。
ループイフダン 2024年1月現在の設定
メモ
2024年1月1日現在 約75万円の資金で、リスク分散のため「複数の通貨ペア」で運用しています。
ループイフダンは「レンジの設定」がありません。「豪ドル/NZドル」のようなレンジ相場の通貨ペアの場合は過去チャートから想定レンジを考えながらB(買)・S(売)の設定選択しています。「メキシコペソ/円」などは買いポジションを中・長期目線で保有してスワップ益を狙っています。
2024年1月も先月に引き続き「メキシコペソ/円」「米ドル/スイスフラン」「豪ドル/NZドル」の3通貨ペアを稼働しています。スワップ益狙いのメキシコペソ以外のクロス円は別のFX自動売買ツールで運用しているため、ループイフダンでは選択していません。
「メキシコペソ/円」「米ドル/スイスフラン」の両通貨ペアは頻繁に決済はありませんが、現状はスワップポイントも狙えるため、ポジション保有中もスワップポイントが積みあがり、落ち着いて運用ができます。「豪ドル/NZドル」は相関性が高く、狭いレンジで推移しコツコツと利益を積み重ねていてループイフダンなどFX自動売買向きの通貨ペアです。
直近の通貨ペア設定
ループイフダン設定内容 2024年1月1日現在 |
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売買システム | 損切り設定 | 取引数量 | 最大ポジション数 |
① MXN/JPY B10 | なし | 1 | 24 |
② USD/CHF B50 | なし | 1 | 20 |
③ AUD/NZD S40 | なし | 1 | 18 |
④ AUD/NZD B40 | なし | 1 | 18 |
① MXN/JPY
ココがポイント
ループイフダンではスワップポイントが大きいメキシコペソの「MXN/JPY B10」を選択し、メインで運用しています。
メキシコペソは好調で「メキシコペソ/円」も上昇を続けていましたが、2023年7月以降は8.1円台から8.7円台付近のレンジで推移しています。直近の動きでは12月7日に発表された11月消費者物価指数の結果を受けて売りが強まり、対円では12月に入ってからの円高の動きもあり一時8.10円台を付けていましたが、2024年初は再び上昇しています。
メキシコ中央銀行は2023年12月14日の金融政策会合で市場予想通り政策金利を11.25%に据え置くと決定しています。声明ではインフレ率を目標に戻すために政策金利を「当面」現行水準に維持する必要があると改めて表明しました。メキシコペソ運用では、もうしばらくの間はスワップ益も期待ができそうです。決済がない時も買いポジションを保有中にスワップポイントがコツコツと積み上がって利益が獲得できます。
「メキシコペソ/円」は2023年の累計で171,205円の利益を得ていますが、内33,893円がスワップポイント獲得分となっています。
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② USD/CHF
ココがポイント
「スイスフランショック」以降は安定的に推移し、0.833ー1.03付近のレンジ相場が長く続いています。
スイスフランは安全通貨として認知されています。相場は2023年8月までは対ドルで8年半ぶりの高値圏で推移していましたが、スイス国立銀行の2023年9月21日の会合では追加利上げが予想されていた中、1.75%に据え置かれたためスイスフラン安が進んでいて、9月のFOMC後、ドル全面高の影響もあって2023年10月初旬には約7カ月ぶりの安値を付けました。その後は再びスイスフラン高・米ドル安で推移していて、2023年12月25日週は対ドルで一時0.833台となり2015年以来のフラン高水準となっています。
スイス国立銀行は2023年12月14日の会合で政策金利を予想通り1.75%に据え置いていますので、「米ドル/スイスフラン」は現在金利差が大きい通貨ペアでもあります。もうしばらくはスワップポイントが期待できそうですので引き続き「USD/CHF B50」を選択し、買いポジションでのスワップポイントの加算も期待しています。
上記チャート黄色枠が2015年1月15日「スイスフランショック」時。スイス国立銀行が金融政策を突然変更したことで世界中の通貨が暴落し、スイスフランが暴騰しました。
③ AUD/NZD
ココがポイント
オセアニア地域の通貨「豪ドル」「NZドル」は相関性が高く、狭い値幅でのレンジ相場を形成しやすく、さらに推移(値動き)も多いという特徴があります。このことから、運用している「メキシコペソ/円」「米ドル/スイスフラン」と比べて頻繁に決済があります。(※現在の設定では取引数量が少ないので1回の決済金額は少ないですが、資金が増えてきたら取引数量を増やしていきます)
「AUD/NZD」の実際の過去10年のチャートを見ても0.998~1.149付近の狭いレンジ相場で推移しています。
設定はこの過去10年チャートと現在の相場を参考にしています。設定を開始した2023年11月1日時点では1.07付近にあり、0.998~1.149のちょうどレンジの中心にあるため「AUD/NZD S40」と「AUD/NZD B40」に注文をいれています。
ココに注意
取り引きを始めるにあたってはループイフダンを展開しているアイネット証券のWEBサイト等で、仕組みやリスクをしっかり理解してから始めましょう
ループイフダン レート変動幅確認表と目安資金表の見かた
ループイフダンには各通貨ペアを設定するにあたって、資金管理の参考となる「レート変動幅確認表」と「目安資金表」というツール用意されています。
ロスカットしないようツールをうまく使って自己資金に合った設定を行いましょう。
まずは「レート変動幅確認表」と「目安資金表」の見かたを確認します。
「レート変動幅確認表」: 通貨ペアごとに過去にどれくらい値動きがあったか確認できる
「目安資金表」 : 通貨ペアごとに想定する変動額の目安必要資金が確認できる
そして、そのレンジ内で何度も上下に動くこと
▼
上記「レート変動幅確認表」に当てはめると
❶変動幅 ➤ 狭く
❹推移 ➤ 大きいほうが良い
次に値幅の影響について
値幅が狭くすれば保有するポジションが増えて決済する機会も増えますが、相場が逆に動けば含み損が拡大します。
目安資金表を活用することで必要な資金が確認でき、自己資金に合わせた無理のない運用ができるようになります。
ループイフダン レート変動幅確認表と目安資金表を使って設定してみる
例 「米ドル/スイスフラン」を30万円の資金で設定する
①まずは「レート変動幅確認表」の確認
「レート変動幅確認表」では米ドル/スイスフランの5年(2018年7月~2023年6月)を見てみると、変動幅1,485pipsとなっています。
※米ドル/スイスフランの5年チャートも見てみます
2023年7月に入って米ドル安で0.86まで進んでいます。変動幅も1,700pipsくらいに拡大していますね。
以上のことを踏まえて
「米ドル/スイスフラン」 資金30万円
想定レンジを「レート変動幅確認表」より少し広めに 「0.86~1.03」
ハーフ&ハーフ 買い 0.86~0.95 、売り 0.95~1.03 を想定して設定したいと思います。
ループイフダンではハーフ&ハーフの自動設定はできませんので、売りと買いの中央値で手動による停止、設定をします
②「目安資金表」の確認
想定する変動額は1,700pips、ハーフ&ハーフを想定した設定ですので、半分の850pips程度です。
これを「目安資金表」に当てはめてみると下図のようになります
・資金30万円で
・想定する変動額は余裕を見て1,000pips
・設定値幅は50pips
・ポジション数が21
ループイフダン 新規注文設定
ここまで決まれば設定は簡単です。
ループイフダン設定の下記4つについて順を追って説明します。
①売買システム注文画面 「通貨ペア」選択 → 「値幅」選択
②損切り設定 「損切りあり」か「損切りなし」選択
③取引数量 1=1,000通貨 ※メキシコペソ、南アランド 1=10,000通貨
④最大ポジション数 「最大ポジション数」設定
①売買システム注文画面
ループイフダン注文画面から、通貨ペア選択
売買システム(値幅)を選択
参考 売買システムの見方
②損切り設定
損切り設定は「なし」
「損切りあり」と「損切りなし」ではその後の動きが違うので重要なポイントです
よく理解しておきましょう。
ポイント
「損切りあり」設定
最大ポジション数を超えるポジションを持とうとした場合には、強制的にポジションを損切りして、新しいポジションを持ちます。
最大ポジションを少なく設定していて、相場が一方に動いている場合は、次々と損切りされていきますので注意が必要です。
私も最初はあまり考えずに「損切りあり」設定にしており、意図せず損切りされてしまいました。
しっかりと最大ポジション数を考えて設定すれば損失は防ぐことができます。
ポイント
「損切りなし」設定
最大ポジション数に達した場合に、損切りもされず新規ポジションは持ちません。ポジションを保有したまま相場が下がり続けた場合には、含み損が増加し続けます。
私は現在「損切りなし」設定にしており、含み損が増え続けても損切りしないで耐えるようにしています。
もちろんロスカットにならないように、資金面に余裕をもって運用することが重要です!
私が最初に設定した時はあまり考えずに「損切りあり」設定にして、意図せず損切りされてしまいました。
相場が下がり、設定した最大ポジション数に達しましたが、その後も下がり続けて次々と「損切り」されてしまいました。
「損切りあり」「損切りなし」設定する場合にはよく理解したうえで選択しましょう。
下の表はは2023年3月に損切りされた時のものです。↓
③取引数量 (1=1,000通貨 ※メキシコペソ、南アランド 1=10,000通貨)
取引数量は「1」 ※1=1,000通貨
④最大ポジション数
先ほど確認した「目安資金表」を参考に
ここではポジション数を「20」に設定します。
これで全ての設定が完了です。
「開始」を押すと、ループイフダンが稼働します!
ココに注意
上記はあくまで一例です。資金やリスク許容度など投資スタイルに応じてさまざまなパターンがあります。
また、ループイフダンを始めるにあたっては、事前にリスク管理をおこなった上で運用を開始することが重要です。ロスカットを防ぐため、余裕をもった資金で運用を開始しましょう。
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ループイフダンとは
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ループイフダンの特徴①
業界最高水準のスワップポイント
スワップポイントとは、金利が異なる2種類の通貨の売買によって発生する、2通貨間の金利差調整額のことをいいます。
参考
低金利国の通貨を売り、高金利国の通貨を買うと、スワップポイントがポジションを決済するまで毎日得られます。逆の場合は金利差分のスワップポイントの支払いが発生します。
例えば、米ドル/円の場合 2023年12月現在では、日本円は低金利通貨・米ドルは高金利通貨となっていますので、日本円を売って高金利通貨の米ドルを買った場合、ポジションを建てている(保有している)間はスワップポイントを受け取ることができます。逆の場合には支払いが発生することになります。
スワップポイントは常に一定ではなく、日々変動します。また、同じ通貨ペアでもFX会社によって差があります。
中・長期的なポジションを持つことで、毎日積み重なるスワップポイントが利益を得るための一つの手段となりますが、為替相場の変動によって損失を被ることもあります。スワップポイントを目的とした運用はリスクを十分に理解しておくことが重要です。
アイネット証券WEBサイト スワップポイントとは?
ループイフダンの特徴②
シンプルな仕組みで簡単設定
ループイフダンは設定して稼働させた後は、細かい設定調整や見直しをしない(できない)ので、資金面に余裕をもって運用すれば口座確認は1週間に1度くらいで問題ありません。設定もシンプルで簡単に始められますので、家事や仕事で忙しい人には向いていると思います。
ループイフダンの通貨ペア設定・注文方法については以上です。
今後もループイフダンの設定方法や運用実績などを報告していきます、少しでも参考になれば幸いです。
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