ループイフダン 2023年 年間運用実績 +256,313円
ループイフダンは2023月1月に資金50万円で運用を開始して、ちょうど一年が経過しました。
2023年の年間運用実績は256,313円の利益、月換算の収益率も平均3.5%となり良い結果を残すことができました。
今回はこの2023年のループイフダン年間運用実績をご報告していきたいと思います。
ココがおすすめ
設定はいくつか押さえておく項目がありますが、シンプルで簡単に始められますので、家事や仕事で忙しい人にも運用しやすいツールです。
ループイフダン 2023年の通貨ペア設定
メモ
ループイフダンでは50万円の資金でスワップポイント狙いの「メキシコペソ/円」をメインに運用を開始しました。その他にリスク分散のため「豪ドル/NZドル」「米ドル/スイスフラン」「米ドル/カナダドル」といった「複数の通貨ペア」を選択して運用してきました。
「メキシコペソ/円」以外のクロス円は別のFX自動売買ツールで運用しているため、ループイフダンではあまり選択してきませんでした。
ループイフダンは「レンジの設定」がありません。「豪ドル/NZドル」のようなレンジ相場の通貨ペアの場合は過去チャートから想定レンジを考えながらB(買)・S(売)の設定選択しています。「メキシコペソ/円」などは買いポジションを中・長期目線で保有してスワップ益を狙っています。
直近の2023年12月現在は「メキシコペソ/円」「米ドル/スイスフラン」「豪ドル/NZドル」の3通貨ペアに絞って運用しています。「メキシコペソ/円」「米ドル/スイスフラン」の両通貨ペアは頻繁に決済はありませんが、現状はスワップポイントも狙えるため、ポジション保有中もスワップポイントが積みあがり、落ち着いて運用ができます。「豪ドル/NZドル」は相関性が高く、狭いレンジで推移しコツコツと利益を積み重ねていてループイフダンなどFX自動売買向きの通貨ペアです。
直近の通貨ペア設定
ループイフダン設定内容 2023年12月1日現在 |
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売買システム | 損切り設定 | 取引数量 | 最大ポジション数 |
① MXN/JPY B10 | なし | 1 | 24 |
② USD/CHF B50 | なし | 1 | 20 |
③ AUD/NZD S40 | なし | 1 | 18 |
④ AUD/NZD B40 | なし | 1 | 18 |
① MXN/JPY
ココがポイント
ループイフダンではスワップポイントが大きい「メキシコペソ/円(MXN/JPY)」を選択し、メインで運用しています。
メキシコペソは好調で「メキシコペソ/円」も上昇を続けていましたが、2023年7月以降は8.1円台から8.7円台付近のレンジで推移しています。直近の動きでは2023年11月13日週は対円でも一時8.75円台まで上昇しましたが、その後11月の後半は下げていて、さらに12月7日に発表された11月消費者物価指数の結果を受けて売りが強まっています。対円では12月に入ってからの円高の動きもあり下げが強まっていて一時8.10円台を付けています。
メキシコ中央銀行は12月14日の金融政策会合で市場予想通り政策金利を11.25%に据え置くと決定しています。声明ではインフレ率を目標に戻すために政策金利を「当面」現行水準に維持する必要があると改めて表明しました。メキシコペソ運用では、もうしばらくの間はスワップポイントも期待ができそうです。決済がない時も買いポジションを保有中にスワップポイントがコツコツと積み上がって利益が獲得できます。
② USD/CHF
ココがポイント
「スイスフランショック」以降は安定的に推移し、0.85ー1.03付近のレンジ相場が長く続いています。
スイスフランは安全通貨として認知されています。相場は2023年8月までは対ドルで8年半ぶりの高値圏で推移していましたが、スイス国立銀行の9月21日の会合では追加利上げが予想されていた中、1.75%に据え置かれたためスイスフラン安が進んでいて、9月のFOMC後、ドル全面高の影響もあって2023年10月初旬には約7カ月ぶりの安値を付けました。その後は再びスイスフラン高・米ドル安で推移していて、2023年12月25日週は対ドルで一時0.833台となり2015年以来のフラン高水準となっています。
スイス国立銀行は2023年12月14日の会合で政策金利を予想通り1.75%に据え置いていますので、「米ドル/スイスフラン」は現在金利差が大きい通貨ペアでもあります。もうしばらくはスワップポイントが期待できそうですので引き続き「USD/CHF B50」を選択し、買いポジションでのスワップポイントの加算も期待しています。
③ AUD/NZD
ココがポイント
オセアニア地域の通貨「豪ドル」「NZドル」は相関性が高く、狭い値幅でのレンジ相場を形成しやすく、さらに推移(値動き)も多いという特徴があります。このことから、運用している「メキシコペソ/円」「米ドル/スイスフラン」と比べて頻繁に決済があります。(※現在の設定では取引数量が少ないので1回の決済金額は少ないですが、資金が増えてきたら取引数量を増やしていきます)
「AUD/NZD」の実際の過去10年のチャートを見ても0.998~1.149付近の狭いレンジ相場で推移しています。
設定はこの過去10年チャートと現在の相場を参考にしています。設定を開始する2023年11月1日時点では1.07付近にあり、0.998~1.149のちょうどレンジの中心にあるため「AUD/NZD S40」と「AUD/NZD B40」に注文をいれています。
参考 ループイフダン 通貨ペア設定・注文方法について(2023年11月) 詳しくはコチラ
ループイフダン運用実績 2023年損益報告
ループイフダンではスワップポイントが大きい「メキシコペソ/円」をメインに運用を開始しました。2023年はメキシコペソが年間を通して好調に推移して171,205円の利益を獲得することができました。「米ドル/スイスフラン」も現在は金利差が大きい通貨ペアのため、スワップポイントの加算もあり58,988円の利益となりました。
一方、「米ドル/カナダドル」は2023年9月以降の米ドル高でポジションを残して稼働停止していましたが、確定申告前の12月中に全てのポジション約▲1.4万円の損切りを行いました。また、初期の頃に損切り設定について理解していなかったため「ユーロ/豪ドル」で「損切り」されてしまった事もありました。
ただ全体的にはループイフダンで選択している通貨ペアは円安の影響もあまり受けずに落ち着いて運用ができたため、2023年の年間運用実績は256,313円の利益、月換算の収益率も平均3.5%となり良い結果を残すことができました。
上記表、2023年3月の「ユーロ/豪ドル」がマイナスになっています。
当時は損切り設定について理解していなかったため「損切り」されてしまいました。
※「損切り」設定については記事後半に説明しています
ループイフダン運用実績 スワップポイント
ループイフダンではスワップポイントの加算も大きいです。
「メキシコペソ/円」は2023年の累計で171,205円の利益を得ていますが、内33,893円がスワップポイント獲得分となっています。
スワップポイントについては ➤ アイネット証券 スワップポイントとは?
ループイフダン運用実績 資産推移
元本50万円から運用開始したループイフダンですが、2023年12月末現在で756,313円まで増えています。
月換算の収益率も平均3.5%と順調に推移しています。
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ループイフダン 口座開設方法を詳しく書いています ご参考にどうぞ
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ループイフダンの概要
- アイネット証券のWEBサイト ループイフダンとは
ループイフダンの特徴①
業界最高水準のスワップポイント
スワップポイントとは、金利が異なる2種類の通貨の売買によって発生する、2通貨間の金利差調整額のことをいいます。
参考
低金利国の通貨を売り、高金利国の通貨を買うと、スワップポイントがポジションを決済するまで毎日得られます。逆の場合は金利差分のスワップポイントの支払いが発生します。
例えば、米ドル/円の場合 2023年12月現在では、日本円は低金利通貨・米ドルは高金利通貨となっていますので、日本円を売って高金利通貨の米ドルを買った場合、ポジションを建てている(保有している)間はスワップポイントを受け取ることができます。逆の場合には支払いが発生することになります。
スワップポイントは常に一定ではなく、日々変動します。また、同じ通貨ペアでもFX会社によって差があります。
中・長期的なポジションを持つことで、毎日積み重なるスワップポイントが利益を得るための一つの手段となりますが、為替相場の変動によって損失を被ることもあります。スワップポイントを目的とした運用はリスクを十分に理解しておくことが重要です。
アイネット証券WEBサイト スワップポイントとは?
ループイフダンの特徴②
シンプルな仕組みで簡単設定
ループイフダンは設定して稼働させた後は、細かい設定調整や見直しをしない(できない)ので、資金面に余裕をもって運用すれば口座確認は1週間に1度くらいで問題ありません。設定もシンプルで簡単に始められますので、家事や仕事で忙しい人には向いていると思います。
次でループイフダンの設定方法をご説明します。
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ループイフダン設定方法
設定は以下の順に選択するだけでかなりシンプルです。すぐ始められます(自由度は低いです)
①売買システム
注文画面から、通貨ペアを選択して → その値幅を選択するだけ
参考 売買システムの見方
②損切り設定
「損切りあり」と「損切りなし」ではその後の動きが違うので重要なポイントです
よく理解しておきましょう。
ポイント
「損切りあり」設定
最大ポジション数を超えるポジションを持とうとした場合には、強制的にポジションを損切りして、新しいポジションを持ちます。
最大ポジションを少なく設定していて、相場が一方に動いている場合は、次々と損切りされていきますので注意が必要です。
私も最初はあまり考えずに「損切りあり」設定にしており、意図せず損切りされてしまいました。
しっかりと最大ポジション数を考えて設定すれば損失は防ぐことができます。
ポイント
「損切りなし」設定
最大ポジション数に達した場合に、損切りもされず新規ポジションは持ちません。ポジションを保有したまま相場が下がり続けた場合には、含み損が増加し続けます。
私は現在「損切りなし」設定にしており、含み損が増え続けても損切りしないで耐えるようにしています。
もちろんロスカットにならないように、資金面に余裕をもって運用することが重要です。
私が最初に設定した時はあまり考えずに「損切りあり」設定にして、意図せず損切りされてしまいました。
相場が下がり、設定した最大ポジション数に達しましたが、その後も下がり続けて次々と「損切り」されてしまいました。
「損切りあり」「損切りなし」設定する場合にはよく理解したうえで選択しましょう。
下の表はは2023年3月に損切りされた時のものです。↓
③取引数量
1=1,000通貨
※メキシコペソ、南アランドは 1=10,000通貨
④最大ポジション数
画面上は「最大ポジション数」の上限が表示されていると思いますが、設定するさいにはアイネット証券のWEBサイト「目安資金表」を参考にしても良いかもしれません。
アイネット証券のWEBサイト 目安資金表
これで全ての設定が完了です。
「確認」→「開始」を押すと、ループイフダンが稼働します!
ループイフダンの設定方法について 詳しくはコチラ
ループイフダン2023年の年間運用実績報告は以上です。
今後も実際のループイフダン運用実績、設定方法などの役に立ちそうな情報を発信していきますので、何かのご参考になれば幸いです。
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ループイフダン 口座開設方法を詳しく書いています ご参考にどうぞ